IS、インターセックス。


性同一性障害以上に、デリケートな、そして、深刻な問題。
心の性別だけではなく、身体の性別でも揺れ動く。


2000人に1人といわれる、インターセックス(医学的には性分化疾患)。
決して、少ない数字ではない。
むしろ、性同一性障害の、3万人から10万人に1人の割合よりも高い。


また、外見上、男女どちらかにはっきりしている人も多く、染色体検査で、明らかになる場合も多いと聞く。
そのせいか、認知度も、あまりない。
それよりも、隠されること、隠されてきたことのほうが多い。


医者でさえ、乏しい知識。
本人にさえ、告げられない真実。


生まれたときの両親の、複雑な心境。
育てていても、絶えず付きまとう不安。


これなら、自分の性同一性障害の方が、まだ、ましだと思う。


そして、せっかく五体満足な正常な身体を、変えてまでするべきことなのかと。
あらためて、身につまされる思いがある。


男と女、黒と白。
世の中、自然は、そんなに、はっきりしていないのに。


デジタルではない、アナログ的な連続。


一人ひとりの、見た目や性格が違うように、様々な性があってもいいと思う。
ううん、男女に二分するのが、間違っていると思う。


タイトルは、六花 チヨさんの漫画「IS~男でも女でもない性」から。
女性向け雑誌の「Kiss」で、昨年まで、連載されていた作品。


Stairway to a Lady  ***女の子への階段を上り始めたわたし***-IS01

1巻目は、短編2編、2巻目からは、長編。
1巻だけ、拝読。
自分の精神状態が、揺らぐから。


Stairway to a Lady  ***女の子への階段を上り始めたわたし***-IS02

インターセックスと知ったときの、まわりの偏見や、嫌悪、そして環境の変化。


心と身体のバランスだけでなく、精神面、対人面からも、不安定な彼ら、彼女ら。
まだまだ、考えさせられる部分が多いと感じる。


性分化疾患(インターセックス)に関しては、自助グループ「三毛の庭」(http://www.mikeniwa.net/ )が、活動を行っています。



しかし、コメディー色の強い、女装漫画を、読んでいる裏でこれって...汗
あたしも、相当、分裂しているわね。



    (by 紅実)