ジュースを買ったら、

カエルがついてきちゃった😆

 

アンティークボトルといえばコーク瓶。

オークションでも人気アイテムです。

 

コークといえば、ペプシ。

どちらも今から130年くらい前に、

薬剤師が健康飲料として考案しました。

 

コークは早い時期に経営が安定し成長、

ペプシは経営難と倒産の危機が続きます。

 

決定的だったのは第二次大戦時。

コークは戦意高揚のための戦略物資として急拡大。

ペプシは相変わらずその陰に隠れる存在でした。

 

1980年代、ペプシは打倒コークのために

全米で試飲会をして、味の再構築を図ります。

ところが、

テストの結果、味に優劣がないことが判明。

 

つまり、

消費者の選択肢は味ではなく、イメージでした。

「安心、安全、伝統のコーク」

一方のペプシは確たるイメージがない。

 

そこでペプシはイメージ戦略を図ります。

 

「革新的で斬新なペプシ」

80年代半ばからペプシは広告戦略を強化。

10代の若者に人気の音楽、映画に

積極的にタイアップを仕掛けます。

 

製作費を出す代わりにペプシを飲んでもらう、

ペプシの看板をセットに組み込む。

バックトゥーザフューチャーなんてもう・・・

 

結果、ペプシは急拡大。

でも、コークも販売を落としませんでした。

 

ペプシが獲得したのは、

中小のメーカーのシェアで

結果的にコーク以外の業界再編が起きたのです。

 

この戦略は社会風潮となり、

他業種にも拡大します。

 

しかし、90年代にはいると破綻。

消費者が消化する以上の情報過多となり、

イメージが混乱、伝わらないという事態に。

 

現代ではずっと戦略が洗練されていて、

はるかに巧妙になっています。

 

困ったことに、これが犯罪にも使われ、

詐欺の技術もスキルアップ。

ネットに電話にリスクは増大、怖いですね~。

 

個人単位の危機管理が、必要な時代ですね。

めんどくさいから、

生活丸ごとウイルスバスター?