梅雨入り宣言があったけど、

あまり降らず、曇るだけのこの頃。

 

でも、五月雨の短冊があったはず、と出してきました。

 

 

 

う~ん、達筆ですね。

迷いのないい、私の好きな字です。

 

これはヤフオクで入手した古い短冊10枚セットの中に入っていたもので、

手に入れたときは読めなかったのですが、

今は読めるような気がします。

糸水のいと長き日をきのうといい、今日も晴れせぬ水のさみだれ 光実

 

糸水とは、軒から糸のように細く落ちる雨のことらしい。

 

 

こんな字が書けるようになるといいな~とつくづく眺めながら

1人お薄を飲みました。

お釜にお湯をわかして、ちゃんとお点前のおさらいです。

 

 

和菓子がなかったので作りました。

冷凍庫に一口大に丸めて冷凍している餡子を出して来ました。

これそのままでなく、何かで包みたい。

 

餅粉に水を入れ電子レンジ 75度で加熱。

砂糖を入れて(全部目分量です)

練り上げ練り上げ、

 

できました ほたほたの柔らか~いお餅。

これで餡子を包んで大福もちの出来上がり。

香り付に山椒の葉を刻んで入れています。

作業時間約15分。

 

甘さ控えめの美味しい大福餅でした。

 

 

蛍が出たと聞こえてくるので、お茶碗も蛍。

 

 

 

 

 

 

外山光実 (とやま みつざね)

江戸中期の公家・歌人  
烏丸光胤の子、外山光任の養嗣子となる。権中納言を経て、正二位に叙せられる。

和歌に秀で、弟子に塙保己一がいる。文政4年(1821)歿、66才。