こんにちは！浅草マッサージ手もみ家スタッフです。
新型コロナウイルス蔓延の状況がまだ終息を迎えないですがいかがお過ごしでしょうか？
先日、この時期恒例の「三社祭」が静かに開催されました。
しかし、東京都での緊急事態宣言延長に伴い、予定しておりました宮神輿一之宮による御用車（曳台）での氏子四十四ヶ町「御神霊（おみたま）移御」は、その斎行を見送りになってしまい、2年連続の静かな三社祭でした。
三社祭とは浅草神社の氏子四十四ヶ町を中心に五月の第三金・土・日曜日に行われ、江戸風情を残しつつ勇壮且つ華やかな神輿渡御を主として、三日間に亘り約百八十万人の人出を数える日本を代表する祭礼の一つです。
江戸風情の残る下町浅草が1年でもっとも活気付くと云われ、東京の初夏を代表する風物詩の一つになっています。
例年では初日は、お囃子屋台をはじめ鳶頭木遣りや浅草の各舞、また芸妓連の手古舞や組踊り等で編成された「大行列」が浅草の町に祭礼の始まりを告げ、東京都無形文化財指定の「神事びんざさら舞」も奉納されます。
二日目には、「例大祭式典」が斎行され、その後に「町内神輿連合渡御」によって浅草氏子四十四ヶ町の町内神輿約百基が神社境内に参集し、一基ずつお祓いを受けて各町会を渡御します。
最終日は、宮神輿三基「一之宮」「二之宮」「三之宮」の各町渡御として、早朝には神社境内から担ぎ出される「宮出し」が行われ、日中は氏子各町を三方面に分かれ渡御し、日没後に神社境内へ戻る「宮入り」を迎えて祭礼行事が終わります。
期間中は浅草の街がお祭り一色に彩られ、神社では各神事が斎行されると共に、境内や神楽殿においても様々な舞踊が披露されます。
来年こそは新型コロナウイルスが終息して、3年分のエネルギーで三社祭を迎えたいと思います。
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