皇太子暗殺事件、ベルサイユ条約調印の日

今日は第一次世界大戦が始まるきっかけになった、サラエボでの、セルビア人による、オーストリア・ハンガリー帝国皇太子暗殺事件、１０３周年。
そして、１９１９年、ベルサイユで、戦争に参加した各国が、ベルサイユ条約に署名して第一次世界大戦が終結してから９８年。

オーストリア・ハンガリー帝国によるセルビアへの宣戦布告の日から、１９１８年、ドイツ帝国の連合国への降伏までを第一次世界大戦の勃発と終結、と考えがちだが、実は第一次世界は同じ日に始まり、同じ日に終わっていた、と見ることもできる。

１９１４年６月２８日サラエボで始まり、１９１９年６月２８日ベルサイユで終わった第一次世界大戦。

しかし、６月２５日が１９５０年に朝鮮戦争が始まった日、６月２２日が１９４１年にナチスドイツがソ連に攻め込んだ日、であり、ナポレオンがロシア帝国に攻め込んだ日。

大日本帝国海軍の空母機動部隊は１９４２年６月５日にミッドウェーで大敗し、１９４４年６月１９日～のマリアナ沖海戦で壊滅。

６月２３日は１９４５年、沖縄戦日本軍玉砕、沖縄戦終結の日。
連合軍は１９４４年６月６日にヨーロッパ戦線でノルマンディー上陸、６月１５日に太平洋戦線でサイパン島上陸。

なんだか、６月は、戦争が始まったり終わったり、天下分け目の戦いがあったり、戦争に関連する記念日が、やたらと多かった。