テレフォンセックス業界と出会い系サイト業界との広告費の差を分析してみました。

ただしあくまでも数字は公開されている諸データーを元にして推測の域を出ていない部分が多いので絶対とはいえません。

さて一般的にはどのビジネスの世界でも売上の80%は全顧客の20%が生み出しているとされています。

そこでこの法則に当てはめてテレフォンセックス業者の大多数が利用している某携帯アフィリエイトASPのデーターから分析してみます。

まずこの某携帯アフィリエイトASPは上場していることもあり、IR情報として月次業績速報のお知らせを毎月更新されています。

さてこの月次業績速報によると2010年1月の売り上げは1億9000万円くらいあったということで数字を単純化するために2億とします。

このASPでは月額費用が4万円(税別)かかります。

1月当時の広告主数は確認していないので不明ですが現在2400社あるので、この数字を当てはめると1億弱は単純にASP利用料金で儲けています。

そうすると残りが1億となります。

30%をマージンとして広告主に請求しているのでさらに残りの7000万円が携帯アフィリエイトオーナーへ支払われていることになります。

ここで冒頭の法則に当てはめると5600万が20%の広告主が支払っているということになります。

具体的な金額は明示されていませんが、報酬支払いで広告主上位30位にテレフォンセックスは殆どなく、出会い系サイトが上位を占めています。

よってテレフォンセックス業界での男性会員募集および女性会員募集を合計しても1000万はいっていないという可能性が極めて高いといえるでしょう。

このASPだけで業界全体の広告費を評価することは早計であると思いますが業界の広告動向としては参考になる数字でしょう。

以上が今日の報告でしたがいかがでしょうか。