先日、4歳になったばかりの息子は【泣き入りひきつけ】になる子です。
初めて泣き入りひきつけになったのは1歳8ヶ月の頃。
今でも鮮明に思い出します。
泣いてしがみつく息子の手を振り解き、私は台所へ付けっぱなしだったコンロの火を消しに行きました。
息子の手を振り解くのは、その時が初めてでした。
息子からコンロまでは5秒の距離。
火を消した私は、泣いていた息子の泣き声が聞こえないことに気がついて、
考えるより先に息子の元に戻りました。
息子は、机に掴まり立ちした
私が立ち去った時の姿のままで固まっていました。
顔色がどんどん蒼白になっていきます。
[泣き入りひきつけ]の存在を、なんとなく知っていた私は、
これが泣き入りひきつけ??たしか、熱性けいれんとは違って落ち着かせるんだっけ??
とにかく落ち着かせようと、優しく抱きしめて背中をそっとさすりました。
とても長い時間に感じましたが、呼吸が止まっていた時間は1分ほどだったと思います。
呼吸が戻った後、息子は、自分に驚いたような顔をしていました。
ネットを見ると、"過度に神経質になり過保護にならないよう注意しましょう"なんて書いてありますが
初めて我が子の、身体が硬直して全身が紫色になった姿を見て
私は今まで通りには過ごせなかったです。
息子が泣くのが、とても怖かった。
息子が泣きかけると直ぐに抱っこして、大きく泣かないようにしていました。
しかし、気をつけてもどうにもならないこともあります。
息子はチャイルドシートが嫌いで、チャイルドシートに乗せる度、大泣きして顔面が蒼白になりました。
歯磨きが嫌いで、押さえつけて歯磨きする度に硬直して呼吸が止まりました。
お医者さんに、"呼吸を止めさせてまでチャイルドシートに乗せる必要はありません。車には抱っこして乗ってください"と、言われたので
チャイルドシートに乗せることはしなくなったのですが
歯磨きは毎日のことなので、泣き入りひきつけがピークの頃は、本当に毎日辛かった。
息子も辛かったと思います。
お医者さんがおっしゃった通り、2歳の頃がピークで、
3歳になるまでの間で、ゆっくりゆっくりと泣き入りひきつけになることは少なくなっていきました。
3歳になりたてくらいの頃は泣き入りひきつけになった記憶がありますが
そこから4歳までの間には、呼吸が少し止まることはあっても蒼白になる前には呼吸が戻っています。
私は、[泣き入りひきつけ]のことが書いてあるブログを読んで、不安な気持ちが救われたり、勇気づけられたりしたので
「ウチの息子の場合はこうでした」という話なんですが
このブログが、少しでも誰かの役に立てたら幸いです。