世界で売れなかったゲームハード | 日常つぶやき日記

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 自分のブログということで興味のある内容を載せます。今後、必要な場合修正や訂正をします。

http://gigazine.net/news/20070507_worst_selling_consoles/

 

 世界で売れなかったゲームハードの話。1位がこちら

 

http://news.livedoor.com/article/detail/14490032/

 

(引用はじめ)

1994年、バンダイはパワーレンジャーをアメリカでヒットさせ、関連商品の売上げから約3億3000万ドル(約350億円)の利益を得るなど、順調に世界的大企業へ成長していました。創業者の長男である山科誠氏は、バンダイを単なるアクションフィギュアのおもちゃ会社としてではなく、ディズニーや任天堂のようなグローバルエンターテインメント企業としてマルチに展開させていく構想を描いていました。バンダイは「セーラームーン」「ドラゴンボール」「パワーレンジャー」など、自社が抱えているキャラクターのゲームをプレイできるMac OSベースのマルチメディアマシンの開発を計画したというわけです。

 

そこで、サーキン氏は日本へ飛び立ってリサーチを行い、バンダイと話し合いを進めて、「ピピンプロジェクト」を立ち上げました。しかし、Appleのゲーム機開発担当部署であるパーソナルインタラクティブエレクトロニクス(PIE)が、日本の企業とのゲーム機製造に全く乗り気ではありませんでした。そのため、Appleは携わるのはハード開発の協力のみで、製造・マーケティング・ブランディングには一切関与しないという契約を交わしました。

しかし、Appleとバンダイは計画当初から足並みがそろいませんでした。バンダイは「安価でMacに互換性のあってインターネットが可能なマシン」というコンセプトを掲げていたのですが、「インターネットは金にならない」と考えていたAppleはこのコンセプトに懐疑的だったとのことです。さらに、「他社製の安価なMac互換機によって現行のMacintoshの売上げが下がるようなことがあってはいけない」と考えていたため、ハード開発の段階でAppleが現行のMacintoshに近いシステムを要求し、予定よりもコストが跳ね上がってしまいました。

(引用おわり)

 

 これを見る限り当初から躓いてるじゃん。ゲーム機を作るのに

何でパソコンを・・・。

 

(引用はじめ)

発表会でのピピンアットマークの紹介スピーチの後、サーキンさんはとあるゲーム開発者から「このゲーム機はインターネットデバイスなのでしょうか?それとも新しいゲーム機なのでしょうか?」と質問をぶつけられましたが、サーキンさんは答えることはできなかったとのこと。サーキンさんら現場で開発に関わっていたメンバーの目にはピピンアットマークは非常に優れたマシンに映りましたが、現実にはPlayStationやセガサターンよりもゲームの性能は劣っており、普通のPCやMacintoshほどのコンピューティングパワーもないという、どっちつかずなマシンになってしまっていたのです。

 

ピピンアットマークは日本では、モデム内蔵式のモデルが1996年3月に税別6万4800円で、モデムや一部付属ソフトを外した単品版が1996年6月に税別4万9800円で発売されました。なお、2年前の1994年に発売されたPlayStationの税別3万9800円、同じく1996年に発売されたNINTENDO64の税別2万5000円という価格と比較すると、ゲーム機としてはかなり強気な価格設定といえます。

(引用おわり)

 

 どうにか完成したものの、性能がどうしようもない。価格が高い。

これではどうしようもない。結果は

 

(引用はじめ)

バンダイは「ピピンアットマークは50万台売れるだろう」と見込んでいたそうですが、結果的にこの予想は全く達成されませんでした。それどころか全世界で4万2000台という売上げで、世界で最も売れなかったゲーム機という不名誉な称号で後世まで語り継がれることになります。バンダイ側は累計で260億円の損失を出し、ピピンプロジェクトは1997年3月に解散となり、Appleは4100人の従業員を解雇しました。このあまりにも大きすぎる失敗の原因には、強気な価格設定・中途半端な性能・貧弱なソフトラインナップ・電話注文を中心とした独特の販売方式が上げられています。

(引用おわり)

 

 当然の結果だった。