白鵬は
終わった

相撲は確率論である。
相撲に勝つにしても、反撃を食らわないよう
万全の状態で勝つのが理想。

例えば、土俵際での投げの打ち合い。
これは展開的に絶対避けたい。
確率的にどちらが勝つか、かなり不安定になる。


苦し紛れのやぐら投げや
奇襲の猫だましなど、勝つ確率が低くなる展開を選んでる
白鵬は横綱としての厳しい相撲を捨ててしまった。

もちろん白鵬は強い。
オーソドックスな相撲にモンゴル相撲の素質。
運動能力はずば抜けている。
これからも余力で勝ち続けることはできるだろう。
しかし、ファイターとしての炎は消えてしまった。

猫だましをやってみたかった。
まさに最後の思い出づくりでもしてるかのような発言。
勝負への厳しさを忘れてしまった人に何の魅力もない。

白鵬は今ここで自ら幕を下ろすべきだと思う。
これ以上みっともない姿をさらさないように。