いよいよですね。
体調管理は大丈夫ですか?
いま大事なのは体力温存。
いかに不安を取り除き、自身を持って本番に臨めるように心を持っていくか。
そして、本番終了と共に、中学受験という長い戦いから開放されることになりますが、
少しだけゆっくりお休みしたら、
また新たな生活が始まります。
言わずもがなですが、
6年間という長い時間を一つの建物の中で過ごすことになるのです。
その時間を持て余すのか、それでもやりたいことがいっぱいあって時間が足りないと感じながら過ごすのか?
いずれにしろ、
コロナが終息しない限り、窮屈な生活を強いられるでしょう。
社会の環境、生活環境が落ち着くことはなく、
目まぐるしく変化してゆくことでしょう。
その中で、新中学生となった皆さんは何かを感じ、何を考えるでしょうか?
小学生時代とは違い、入ってくる情報量は膨大なものとなり、
これまでは他人事だったこと一つ一つが、我が事に感じられるようになります。
ポジティブに物事を捉えることすら難しいかもしれません。
でも、
そんな時代だからこそ、得られるものは大きい。
こんな時代だからこそ、発見できるものも大きい。
そんな気がしてならないのです。
古い話になりますが、
ウィンドウズ95が発売されて、インターネット革命が起きる前夜、
世の中は不況の真っ只中、お先真っ暗でした。
あの時代、世の中は本当に暗かったです。
95年は年頭に阪神淡路大震災も起きましたしね。
そんな時代とウィンドウズ95の発売のタイミングは偶然かもしれませんが、
「時代を変えたい」
と、願う若者が出現したからこそ、インターネット革命が起きたのです。
そこから携帯電話も一気に普及していきました。
正直、あの時代は不況だったけど、
なんだか毎日がワクワクさせられました。
今日は、どんなニュースがあるのだろうって。
地下鉄サリン事件も起きて、暗いニュースが多かったけれど、
科学的にはワクワクさせられるニュースの毎日でしたよ。
今、
ワクチンの開発や、新しいシステムの再構築といったニュースが日毎に出てきます。
これも、
今、世界が、「この世界を変えなくてはいけない」
と、誰もが思い、新しいことを考え、すぐに行動に移しているからできることです。
そんなことが、あなたたちにはできます。
時間はたくさんある。
こんな時代の中で、
自分は社会に対して、どのような貢献ができるのか?
語弊があるかもしれませんが、
それを考えるには、とても良い時代だと思います。
行動は制限されても、
頭の中は自由です。
本当に解き放たれるのです。
その開放感に浸りつつ、
よし、自分はこれからなにをしよう?
そこに頭をどっぷり浸してください。
最後まで読んでくださってありがとうございました。