自分の武器はなんですか?
算数?国語?
その中の基本問題?応用門題?
反対にどうしても克服できない苦手科目は?
その中でも特に苦手な分野はなんですか?
いまは全て把握できていますよね。
それらの中で、あなたの自信を失わせているものはなんですか?
科目ではなくネガティブ思考だったり、
極度のあがり症だったり。
では、これだけは自信があるってものは?
つまり、あなたの武器です。
少なくともこれだけは自信があるというもの。
受験会場には、ぜひ、この武器を持っていってください。
ゲームが得意だったらゲーム機をもっていってくださいって話ではありませんよ。
ゲームが得意なのだったら、その時の気持ちを持っていってくださいということです。
どうしてもド緊張してしまうお子さんにはどうしてあげれ良いのでしょう?
いまから暗示にかけるしかありませんね。
わたしたち夫婦は年が明けてから本番まで、
「名前だけは絶対に書き忘れないように」
「名前さえちゃんと書けてたら合格だから」
「心配してないよ」
「大丈夫だよ」
「ただの試験じゃん」
「中学に入るための準備に過ぎないから」
などなど、
「中学受験は大事だけど、実は大したことじゃないんだよ」
「今まで厳しいことも言ってきたけど、こんなに頑張ったんだもん。絶対に大丈夫だよ」
そういうニュアンスのことを言い続けましたね。
ただ、娘の場合は、
「なるようにしかならないんだから」
とか、
「結果がどうであれ気にしてないよ」
とか、
「不合格でも気にしてないよ」
的なニュアンスは禁句でした。
そういうニュアンスが言葉に含まれていたら、
「パパとママは合格できないって思ってるの?」
と、返ってくるからです。
娘は、
「絶対に合格できると思うよ。本気でそう思ってるよ」
といったニュアンスの言葉が好きでしたね。
「パパとママはわたしのことを信じてくれている」
そう思いたいタイプだったので。
だったら、なんだって言いますよ、親は。
子供には試験会場には自信だけを持っていってもらいたい。
笑顔じゃなくても、しっかり前を向いて会場に消えてほしいじゃないですか。
そのために親はなにができるのか?
ここから親ができることなんて、
それと忘れ物をしない管理くらいしかありませんよね。
最後まで読んでくださってありがとうございました。