メルマガvol.253《自民党の言論弾圧とカルト体質》を発行しました。
以下、目次の紹介です。



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☆適菜収のメールマガジン☆ vol.253  2024年6月3日配信 

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 □メルマガ連載「自民党の正体」について
 □「自民党の正体」第29回
  菅義偉③言論弾圧とカルト体質
 □今週のリンク
 □「源氏ハイライト」第225回
  榊㊷朧月夜との密会
 □今週のYoutube3本
 □読者からのお便り
 □編集後記


■メルマガ連載「自民党の正体」について━━━━━━

 現在このメルマガで連載中の「自民党の正体」が、書籍化のオファーを受けました。当初はこのメルマガに最後まで掲載する予定でしたが、掲載は7月いっぱいまでとし、メルマガ購読者の方全員に、書籍発売前に後半部分を無料で公開しようと思います。
 細かいことが決まりましたら、追って報告いたします。


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■■■■「自民党の正体」第29回■■■■

菅義偉③言論弾圧とカルト体質

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 日本学術会議が推薦した会員候補六人を菅が任命しなかった問題では、デマや論点ずらしが連日のように社会に投下された。二〇二〇年一〇月五日、フジテレビ上席解説委員の平井文夫は、テレビ番組で「この(学術会議の)人たち、六年ここで働いたら、そのあと(日本)学士院ってところに行って、年間二五〇万円年金もらえるんですよ、死ぬまで。皆さんの税金から、だいたい。そういうルールになってる」とデマを流した。
 これはこの類のデマゴーグの常套手段。こうして大衆の恨みや妬みを煽るわけだが、そもそも前提が大間違い。
 日本学術会議は内閣府の所管で、科学に関する重要事項を審議する科学者の組織。政府に対して提言をするのが役割のひとつで、二一〇人の会員は非常勤特別職の国家公務員である。
 一方、日本学士院は文部科学省の組織。学術上功績顕著な科学者を優遇し、学術の発達に寄与するため必要な事業を行うとされる。定員は一五〇人で終身会員となる。
 要するに、所管も役割も選ばれるプロセスもまったく違う。平井が述べた「ルール」など存在しない。
 翌日番組は謝罪したが、平井のデマはネット上で拡散。「日本学術会議には中国の息がかかっている」というデマも広がった。
 問題を指摘された菅は「(憲法で保障される)学問の自由とはまったく関係ない」と明言したが、根拠は不明。説明抜きに「まったく関係ない」「その指摘はあたらない」と繰り返すのが菅である。 
 イギリスの雑誌「ネイチャー」は、学術的な自治が脅かされていると指摘。「フィナンシャルタイムズ」は………(以下、続く)。

 

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