初めまして!島根大学医学科1年の山下瑠介(りゅうすけ)です。 

はじめてのブログ投稿ということで、私の自己紹介も踏まえながら中高時代の思い出を書かせていただこうと思います。 

私は生まれも育ちも大阪で、他県で過ごすのは今年が初めてなので、これから島根のいいところを見つけていくのがとても楽しみです。中学高校は六年一貫の男子校で過ごしましたが、私はそこでの生活が今の自分に大きな影響を与えているように思います。

1.行事を通して友情・チームワークの大切さを知った

私の出身校では独特な行事がたくさんありました。なかでも特徴的なのが100km歩行というものです。

これは文字通り、学校がある大阪市から和歌山県の高野山までの100kmを夜通しで歩く行事で、リタイア者も出てしまうほど過酷な行事です。私自身も歩いていく中で疲労や睡魔に襲われ、「もうダメかもしれない・・・」と思うことが何度かありましたが、仲間たちと助け合い、励まし合いながら、何とか完歩することができました。

この時に感じたのが、何か大きな目標を達成するためには仲間で力を合わせる必要があるということです。当たり前の話のように聞こえますが、このことを私は身をもって体験したからこそ、他の行事やクラブ活動、さらには受験時も仲間と協力しあって乗り越えることができたように思います。

もちろん1人で黙々と課題に取り組むことも大切ですが、仲間とコミュニケーションを取ることでこれまでになかった視点で物事を見ることもできるし、勉強などにおいても仲間が頑張ってる姿を見て自分も頑張ろうと思えるので、これからも大学やてごほ〜むでの活動も仲間たちと手を取り合って頑張っていきたいです。

 

2.ボランティア活動で学んだ奉仕の精神

私は高校からインターアクト部(主にボランティア活動を行う)というクラブに所属していました。入部したきっかけは、仲のいい友達が入っていたからという単純な理由ですが、さまざまな活動に参加していくうちに、入部して良かったと思えるようになりました。それは、たくさんの人から感謝の声をいただけたからです。

学校周辺の清掃や駅前での募金や献血の呼びかけを行っている時に、通行人の方々から“いつもありがとう!”という言葉をもらえると、人のために自分が役立てているのだと実感でき、報酬がなくとも得られる大きな喜びがあることに改めて気付かされました。

そうした経験もあって、高校を卒業してもボランティア活動を続けたいと思い、4月からてごほ〜むの活動に参加させてもらっています。これからも多くの人の役に立てるよう自ら率先して行動していきたいです。 

 

 

このように、私は中高時代に体験したことや人との関わりが自分の人生に大きな影響を与えてくれました。

私だけに限らず、多くの人にとって子供から大人への架け橋とも言える中学高校時代は色々なことを体験し、それについて悩んだり思考を深め、今後の人生のヒントを得られるかけがえのない時期だと思います。ですので、このブログを読んで下さっている中学生・高校生(もちろん小学生も!)には勉強以外にも今しかできないことにぜひ積極的に挑戦してほしいです!