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■ POPを書いても意味がない?
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以前、こんなご相談を受けたことがあります。
これからの時代、手書きPOPが重要なのは分かってる。
だけど、うちのお店の商品だと何を書けばイイのか
思い浮かばない、、、。
そもそも書いても、同じでもないですか?
ある地方のスーパーの方でした。
地元密着のお店で頑張られていて
ただ、売られている商品の中心が、NB(ナショナルブランド)。
例えば、ハウスバーモントカレーとか、ヤマザキのパン、、、とか
言ってみれば、他のスーパーでも販売されている
そんな品揃えで。
なので、
「POPは大事だと思うんだけど、書いても同じなのでは?」
「そもそも、どこにもで売られている商品に
どんなPOPを書けばイイんでしょう?」
というお悩みになりました。
…他店と同じだったり、
あまり特徴のない商品が品揃えになる。
そうならざるを得ない業種って、どうしてもあると思うんです。
例えば、電器屋さんとか。
そんなお店の場合、さっきの方が言っていたように、
「POPを書いても意味がないのか?」
「書く内容に限界があるのか?」
あなたは、どんな風に思いますか?
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■ 商品に特徴がない場合、どうやってPOPを書くか?
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以前、ある会社から依頼を受けて
手書きPOPを製作していたときのこと。
商品は、レタスです。
一応、つくられた生産者さんのお名前は分かっているんですが
お名前と生産地だけで、あとは、ほぼ情報がない。
言ってみれば、POPに書く材料がない状況です。
まぁ、僕も試食させてもらったんで
レタスが美味しい、っていうのは分かった。
葉っぱもやわらかくて、青くさくもない。
・・・でもね、ココだけを伝えても、、、
響くと思います?
このレタス、美味しいです!
葉もやわらかくて、青くさくもない!
おススメです!
このようなメッセージをお店で見ても
ありきたりな感じしてしまいません?
響かないでしょう?
・・・っで、やったコト。
そのレタスを仕入れた方にフォーカスしたんです。
卸問屋の仲買人さんです。
その仲買人さんが、今回のレタスに
ものすごく惚れ込んでいた。
「何とかして売りたいと思ってる」
そうおっしゃっていたんですね。
なので、この仲買人さんに焦点を当てました。
「青果業界30年のベテラン仲買人が惚れ込んだ逸品
●●のレタス。
バイヤー・卸市場歴30年の目利きがオススメする
その理由とは、、、」
みたいな感じでね。
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■ たとえ他店で売られている商品だとしても、独自性を出すには?
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業種によってはどうしても、
他店で売られているモノや特徴のない商品に
POPを書かなきゃイケない、
そんな場面も出てきます。
そんな時に意識してもらいたいコト、
それは、「商品特徴」に「人」をプラスする。
今回のレタスのように、
・「美味しい」
・「葉がやわらかい」、、、
これだけだと、どこにでもある特徴です。
そこで、この特徴に、
・「ベテラン仲買人」
を付け加えた。
そうすることで、
たとえ、他店で売られている商品だとしても、
特徴がありきたりなモノだとしても、独自性のある商品がデキあがる。
今ある商品に、「人」の要素を結びつける。
これが独自性を出す「伝え方」のコツになってきます。