8月8日 満月の日にちょうどこの本が手元に届きました。
すでに絶版になっているとのことで
危なく読めなくなるところでしたが
手元に来てほぼ 半日で一気に読み終えました。
映画と違って原作は、私が疑問に思っていたシャクシャインの乱を調べに行く理由とか
現代に来た小弥太が何に驚くのかということがやはり 600ページもあるので
丁寧に描かれていてそれも思ったとおりで うれしかったです。
映画と原作の違いは、マスコミに騒がれるという騒動が原作にはないのと
登場人物(脇)がかなり 変更されていること。
主人公「まり」がだいぶ 原田知世のイメージとは違うと思いました。態度はどちらかっつうと
私に近いふてぶてしい感じで 映画のお嬢様っぽい知世ちゃんのイメージではないです。
生物の先生でくわえたばこで平気で動物解剖しているような感じの活発(ちょっと品がない)女です。
映画は、やっぱり原田知世のイメージを壊さないように作られているんだなということがわかりました。
終わり方…やっぱ 映画の方がよかったな。
ちょっと嫉妬しながらも 「まり」の気持ちには共感できないなぁ~
などと 勝手に想像は膨らんでいきます。そうそう 見るのは映画の方が現代調(平成版)
になっています。原作は、昭和が舞台です。何年もかわらない西暦1980年代という設定なんですけど
やっぱ 微妙に違います。
それと 小弥太 時任三郎が演じていますが 原作は、身長が165センチ…![]()
私は身長167センチありますんで これは もう 映画の時任三郎でイメージを固めるしかないっしょ
などと 空想にふけっています。原作の原田康子さんはほんとうの江戸時代の日本人男性のイメージだったんでしょうね。
このあたりも 平成版の映画の方が夢がある(爆)ささいなことですが 私には大きな違いですよ。
