大浮世絵展!
今回は、学芸員の方に1時間程講義をして頂きました。
見返り美人は何故に右から見返っているのか…などの今回の見所は勿論、着物や髪型、御化粧などの江戸の風俗についてもお話して頂き、本当に楽しいお話しでした。
江戸で刷られた浮世絵が地方に伝わる。
現代ならば、数秒で情報は伝達される。
この時代はいく日必要だったのでしょうか。
学芸員の津田さんにお聞きした所、「1週間位と考えて良いと思います」と。
富嶽や、東海道のような定番物は良いけれど、お芝居の宣伝となると興行がある期間じゃなきゃ意味が無い。確かに。
「お江戸の歩き方」のようなガイドブックのような物も作られていて…。
本を、見ながら
或いは
人気役者や美人の浮世絵を見ながら
当時の人達は江戸のオシャレや流行に思いを馳せたのでしょうか…。
今回の展示の最後の方に関西の浮世絵も展示されていました。
すっきり小気味良い江戸に対して
しっとりとした、はんなりの上方。
作風も真逆で見比べる事ができます。
向こうを張ったのでしょうか。
津田さんいわく、そのつもりも無かったと思いますが、上方の方がお金が掛かっているように思いますと。
今回の展示は世界中から集められただけあって、色々な見方が出来ます。
勿論、入れ替えもあるので1回じゃ物足りない‼
チケットの半券を持って行くと2回目はリピーター割引もあるそうです。
このチャンスは逃さない方が良いと思いますョ