【初体験】同時刺激でイクまで⑨


寝起きのセックスで異様に興奮し、

スローセックスよりもゆっくりな

ほとんど動いていないようなセックス。

それなのに異様に感じまくる状態になった。

気持ち良すぎて頭が朦朧として、意識が途切れ途切れに

なるような感覚。

これも、下半身に血液が集中し過ぎて起きるのかも

しれない。

ぼーっとした頭で、言葉にならない声を

出しながら

どうしようもなく快感に溺れていた。

彼とのセックスで時々陥るこういう状態は、

トランス状態みたいなものなのかもしれない。

(彼に言わせると、こういう時の私は、うわごとのように

同じ言葉を繰り返していて、

なにかに取り憑かれたように快楽にくるっているように

見えるらしい。)

いつの間にか、更に強い快感が加わって

わけが分からなくなってきた。

「あぁっ...もう!なにこれ...!」
「ふふっ、気持ちいい?」
「ダメ...気持ちいい...」
強くも激しくもない何かに、そっと
急所を突かれるような、脱力させられるような快感。
「いま何してるの...?」
「僕の指が中に入って、自分のを触ってるんだよ?」
「そうなんだ...どうなってるのかわからないんだけど、
それすっごく気持ちいい...!」
「ふふっ今日は少し奥まで入ってるよ?」
「くうっ...気持ちいいっ...!もうすごく気持ちいい...!あぁっ...なんか出ちゃいそう...いやっ、やめて...」
「やめるわけないでしょ、こんなにいやらしくなってるんだから。いいよ?出しちゃって、僕には全部見せて?」
「いやっ...恥ずかしい...ああっ...でも気持ちいいっ...!」
「たまらないなぁ。こんな表情しちゃって。僕とのセックス気持ち良い?」
「...セックス気持ちいい...」
「気持ちいいよね、こんな気持ちいいこと他にないよね。もっと気持ち良くなっていいんだよ?僕でもっと気持ちよくなって。」
彼のものが中で密着し、彼の指が別の場所の中を
刺激する。それぞれ、どこがどこまでの感覚なのか
もう全然分からない。ただ、セックスの快感が
別次元になって、ただただ気持ちよく、
自分の身体が快感をむさぼるまま、
彼に身を任せていた。