ファッション誌よりもインテリア雑誌を見るほうが近頃は楽しい。書店の立ち読みも女性が群がっているファッション誌コーナーは近づかず、インテリアコーナーで過ごしている。
購入したのはこの二冊。
FIGAROは年末に出たパリのアンティーク特集もよかった。
インテリアのテイストとしてはアンティークが好きなので参考になる。
「なんかファッション誌を見る気がしない」となってしまうのは、思い当たる節がある。3月で仕事を辞めるからだ。仕事を辞めると新しい服を購入しても見てくれる人もいないからつまらない、「見られてなんぼ」とどこかで思っているわけである。ファッションが好きと行っていても、真正の服好きではないのだなと感じさせられる。服それ自体と言うよりも私にとってファッションは結局誰かに見せびらかすものであり、その相手と機会がいなくなるとどうでもよくなってしまっているからだ。本当に服が好きな人はだれがみなくても、常に自分の着る服にこだわっているんだろうなーと思う。
だんだんと自分が枯れていく事態を意識しつつそれを自嘲するあたり典型的な主婦的思考傾向とも言えるが、かわりに浮上してきたのが、インテリアをどうやったら自分好みにしていけるかと言う課題である。日中過ごす長い時間を快適に過ごしたい。そんな無意識的な考えが、私をファッション誌からインテリア雑誌へと移行させたのかもしれない。
雑誌のようなインテリアにするには部屋の家具や壁紙まで全部変えなければならないし、相当の時間と予算がかかる。間取りだって全然違う。となると、ファッション誌のように実用的ではないのかもしれないが、これらの雑誌はいつかこんな部屋で暮らせたらいいな、というささやかな夢をふくらませてくれるものとして十分機能しているのである。







