この間、ミドルスクールのオープンハウスがありましたが、今週は保護者向けの説明会がありました。登録書の提出期限が月曜日なんです。

 

保護者への説明会は最初に学校のポリシーなどの説明があり、そのあとに教科に関して大まかな説明がありました。そのあとは、 テーマ別にわかれたbreakout sessionが3つ。私たちはHonors Program、外国語、中学生の親としての心構え(みたいな?)の3つのセッションに参加しました。

 

学校は2学期制で1学期に6教科を取る必要があります。必修は国語(英語)、数学、理科、社会の4教科。選択科目のうち1教科はPEを1学期分取ることになっています。これは、WA州の規定決まっているらしい。その他は選択科目の中から取りたいものを選びます。

 

外国語は選択科目なのですが、学期ごとのプログラムではなくて年間プログラムであること。日本語のクラスを選択科目で取る娘の場合、

 

1学期:必修4教科+PE+日本語 = 6教科

2学期:必修4教科+日本語+選択1=6教科

 

となるわけです。

 

アメリカ全国の中学校がそうなのかは知りませんが、うちの娘の中学校は必修科目もレベルごとに選択できるようになっています。娘は、学校の先生とも相談をした結果、英語と社会はHonors programのコースを取ることにしました。数学と理科は普通のコース。Honors programの他にHi-Cap (Highly Capable)があります。Hi-Capのコースは、小学校のうちからHi-Capコースを取っている子向けという感じでした。Honorsは、普通のレベルより更に深く学びたい子向けということ。その教科が得意な子はチャンレジさせるためにもHonorsを勧めると言ってました。

 

数学は普通よりも早いペースで学ぶコースもあって、中学数学を早いペースで終わらせてAlegebraやGeometryに進むコースみたい。

 

こういうレベルの高いクラスもあれば、娘のお友達の一人はあまりにも小学校での算数が理解できていないらしく、中学に進学しても7年生の数学を取ることができないので、一般クラスより更に下の特別クラスを受講させられるらしいです。

 

Honorsコースの英語と社会ですが、普通コースと何が違うのかというと、小さなグループに分かれてディスカッションやグループワークが多くなるとのこと。英語の授業もSRI/Lexileレベルごとにグループ分けをするので、全グループが違う本を読んでることが普通なんですって。SRI/Lexileレベルといのは、リーディング力(読解力)のレベルのことです。娘の場合、Honorsクラスに必要なレベル範囲をすでに超えているので、先生もHonorsクラスを勧めたみたい。小さなグループに分かれてのディスカッションならうちの娘に合いそうです。

 

こっちに引っ越してきた時は4年生のレベルに届いてなくて、読解力の特別クラスに行かされていたぐらいだったんだけど、いつの間にか学年レベルを超えるまでに成長していました。嬉しいことです。

 

社会はグループワークが多いと娘がイライラしそうなのが心配です。完璧主義者ではないけど、グループワークだと自分のペースで進められないし、グループの中に必ずふざけたり、まったく参加しない子がいるみたいで、それが嫌だといつも文句を言ってます。多分、Honorsクラスだとそういう子も少ないだろうから大丈夫かな?と期待しています。

 

Honorsクラスの説明セッションに参加して思ったのが、やっぱりHonorsクラスに子供を入れる親たちは教育熱心な感じがしました。質問もよくするし、Hi-Capとの違いとかも聞いてました。子供がすでにHi-Capの親がHonorsでいいのか悩んでいる感じでした。

 

うちは娘が自分で先生と相談して英語と社会はHonorsにすると決めてきたので、私たちはまったく知りませんでした。というより、中学生なのにすでにレベル分けがあるとも知りませんでした(笑)。正直、自分で決めてきた娘に驚いてます。

 

私の中でHonorsクラスは普通のクラスより、ちょっとだけチャレンジングなのかなって印象です。

違ってたらどうしよう。うちの子、大丈夫か?(笑)