熊がそばにいてくれた日々、私の世界はより輝いていました。
私は熊を愛していたけれど、愛するだけで幸せだったので愛情が返ってくることを期待していませんでした。
愛は結果にかかわらず、与えるだけで幸せになれるのです。
でもだからこそ、熊は私をより愛してくれたのかもしれません。
「愛憎は表裏一体」とか、「可愛さ余って憎さ百倍」などとよく言います。
愛は無償・無条件で一方的に与えるものだということを考えると、見返りを期待して憎しみに変わってしまうような表裏不一致の愛は、本当の愛とは呼べません。
それが本当の愛なら、裏表のない輝きを持つはずです。
