Sweets Cafe KYOTO KEIZO
京都の一流洋菓子店で40年活躍してきたパティシエ西田敬三氏が還暦を機に独立して、2016年3月にオープンした店内奥にある離れの菓子工房と直結したカフェスタイルのお店
築100年以上という町家をリノベーションしたカフェは、京都らしさとおしゃれ感が融合した居心地の良い空間
カフェから見える中庭の景色や奥の離れにある菓子工房でスウィーツが作られる様を遠くに眺めながらいただくお洒落な時間
10分モンブラン ¥800+TAX
希望すれば、奥の工房でガラス越しにモンブランが出来上がっていく様子を見学できるという趣向
絞り出した生クリームに薄いスポンジケーキを重ね、その上に密閉袋から取り出した薄茶色に焼けたメレンゲをのっけ、マロンクリームで覆い、ラム酒で香り付けしたミルクチョコレートソースをあしらい、栗の甘露煮をトッピング
席に戻ると、間髪入れず、白い粉糖がかけられた状態で運ばれてきます
10分経つとしっとりからずっしりに変わるとともに、甘みもより強く感じるようになります
ここまで来ると、一口目とは全くの別物
というわけで、実は、逆に10分以上かけて食べるのが正解
どうしてもメレンゲ生地にばかり目が行きがちなのだけれど、この和栗のペーストの食感がまた絶妙
聞けば、粒々感が残るよう絞り器の穴を特注で大きくしているのだとか…なるほど
これは人気が出るはずだわ
これを食べにまた京都に来ようかな