栗鹿の子、4社食べ比べ
2015/10/3 の小布施栗ツアー
栗鹿の子の聖地=小布施に行ったら、食べ比べしないわけにはいかないでしょ



今回比較したお店(創業年順)
桜井甘精堂…1808年創業
栗庵 風味堂…1864年創業
「一人ひとりのお客様を笑顔にしていくことを第一に考えている」ため長野県内の小売店にしか商品を卸しておらず、他の3店に比べ全国レベルでの知名度は低いようですが、150年を超える歴史を誇る老舗です
店内は売店に加え、“モッフル”や“クレープ”、“ソフトクリーム”等がいただけるカフェスペースあり
竹風堂…1893年創業
小布施堂…1923年創業
北斎館などがある町並修景地区に他店に先駆けて現本店を開業したのが1987年
立派な平屋造りの建物で、入って正面の売店の隅にイートインコーナーあり
今回“朱雀”を本宅でいただきました
~栗鹿の子食べ比べ~
栗鹿の子の名前の由来は、小布施堂さんによると、栗だけで練り上げた栗餡に大粒の栗が入った栗きんとんがさながら若鹿の斑紋のように美しいからだとか

一方、鹿の子豆と呼ばれる豆の蜜漬けを餡玉の外側に若鹿の斑紋状につけた“鹿の子(餅)”というお菓子がもともとあって、鹿の子豆の代わりに栗を使ったのが栗鹿の子の始まりだとも…
それはさて置き、
甲乙つけ難い栗鹿の子の食べ比べスタートです
基本は、“栗餡”と“丸栗”ですが、栗餡に渋皮が入っている桜井甘精堂さん、風味堂さんと入っていない小布施堂さん、竹風堂さんで風味が異なり、色も随分違っています


明治25年(1892年)に5代目桜井佐七氏が創製した“栗かの子”
敷地面積3000坪の大工場ができた今でも、栗かの子の製造や充填は昔ながらの手作業でおこなっているんだそう
ベージュ色の紙製パッケージの中に丸型のスチール缶
スプーン付き
栗餡に使用している栗は小布施産の他、熊本、愛媛、長野、茨城産を使用
丸栗は上記の他韓国産も使用
・他3社と比べると、甘さ控えめ
・栗があっさり
・風味堂さんほどではないが、渋皮の風味
餡もややさらっとしたタイプで、栗自体の甘みが抑えられているので、他社に比べるとあっさりめ


竹風堂の栗かの子…388円
竹風堂の三大銘菓(栗ようかん、栗かの子、方寸)の一つ
ベージュ/オレンジ色の紙製パッケージの中に丸型のプラスチック容器
他3社はスチール缶の中、唯一のプラスチック容器
プルトップ式の蓋ではないので切り口で指を切る心配なし&ゴミ処理も楽?
袋入りのスプーン付き
栗だけで練り上げた栗餡に自家仕込みのやや小ぶりな蜜漬栗が4粒
小布施産の栗を中心に熊本、愛媛、茨城県産を使用
“国産”とあえて記載されているので、韓国産はなしです
・甘みがしっかりついた小粒の栗が4粒
・栗餡のねっとり感第一位
ねっとりした栗餡ながら、甘みはやや抑えめで、渋皮の風味がない分上品な味わい

小布施堂の栗鹿ノ子…389円
栗餡の栗は小布施産に加えて茨城産、熊本産
・甘い栗餡とのバランスが

栗餡は、ねっとりクリーミーでかなり甘みが強いが、やはり渋皮なしの分上品な味わい
固めの丸栗の甘みが抑えられていて、栗餡とのコントラストが食感、風味ともに絶妙なバランス

栗庵風味堂のちび栗かの子…399円
紙製パッケージの中には丸型のスチール缶
スプーンはなし
栗だけで練り上げた栗餡に大粒の丸栗が2粒
契約農家から仕入れた国産栗を使用
丸栗は熊本産
丸栗は熊本産
栗餡は小布施産と茨城産
渋皮入りなので栗餡の色がかなり濃い目
・渋皮風味の強い栗餡
・栗餡と栗の一体感
・全体的に甘い
渋皮風味の強い餡のねっとり感は控えめでややゆるめ
柔らかめの丸栗とゆるめの栗餡の食感に一体感があって、一緒に食べるのに向いています

渋皮風味の好き嫌いで評価が分かれそうですね


























