先月末に納車引き取りになりましたトヨタカローラスポーツ。
2019年式の中古車ですが、取り付いているカーナビゲーションはディーラーオプションの7インチタイプ
テレビはフルセグ対応ですが、何故かカーナビは2014年製のNSZT-W64。
でも地図データは2016年のものでした。
ただ取扱い説明書やシリアルナンバーシール等は未開封のまま車の取扱い説明書と一緒に入っていました。
まぁ地図データの古さに関しましてはスマホアプリで賄えますので特に問題ないのですが、いかんせん今どき7インチと言うのはどうかなぁと。
この年式のカローラスポーツでは、ディーラーオプションで9インチのものが取り付けられる様になっています。
ですのでナビ取り付け枠が大きく、7インチですといやに外枠の広さが気になりました。
う~ん・・・。
じゃぁディーラーオプションの9インチナビの中古を取り付けようかな。
今の流行りの外品のディスプレイオーディオでは、折角の純正で付いているGPSアンテナや、フルセグ用のテレビアンテナ、そして純正のETCが流用出来ませんし、ディスプレイオーディオにはナビそのものが付いて居ません。
いくらスマホアプリで良いと言っても、トンネル内や田舎道へ行けば電波を拾えませんので使い物になりません。
で、2018年製のトヨタ純正9インチナビの中古相場は、状態の良いもので4万円後半から6万円前半でヤフオクで出品されています。
新品では標準セットで232200円と非常に高価なものですが、純正品の価格落ちは激しいですので、逆に狙い目かと。
そして送料込みで60000円で落札。
そして、カーナビ交換と同時に
1.フロントのスピーカセットであるパイオニアのTS-C1736S2というカスタムフィットスピーカー
2.スピーカ用のトヨタ車向けインナーバッフルボード
3.ドアのデッドニング材料
4.パイオニアのパスワードサブウーハーのTS-WX400DA
5.オーディオテクニカのHI-LOコンバータ
6.純正9インチナビ用のHDMI接続アダプター
7.純正9インチナビ用のUSB接続アダプター
8.9インチナビ用の純正フェイスパネル
9.エンラージ商事のドアロック連動ドアミラー格納機能装置
等など、沢山のパーツを揃えました。
いやぁ~車をいじるのは、5年以上前にホンダVEZELで作業を行って以来。
年齢もいってますので作業はなかなか捗らないだろうなぁ。途中で挫折しないだろうかと購入しながらも心配になりました。
また、下取りに出しましたウイッシュに取り付いていました走行中でもテレビの視聴やナビの操作を可能にするキャンセラーを使いまわしの為の取り付けも有ります。
半日では終わらないだろうなぁと思いつつ、単身赴任先から帰った日の午後から作業開始。
先ずは運転席側のドアから作業開始。
内張りを外し純正スピーカーを取り外します。
そしてドアのサービスホールから手を入れてデッドニング作業。
次にスピーカー用インナーバッフルの取付け。
純正の穴3箇所に対し、パイオニアのインナーバッフルは2箇所しか使えず、ドリルで新たな穴を1箇所開けて固定。
そしてミッドウーハーの取付け。
ここでパイオニアのスピーカーセットに付いてきました汎用変換コネクタは このカローラスポーツのコネクタには合いませんでした。
ここでまたネットで調査。
運転席側スピーカーケーブルは、青/紫がプラス、緑/紫がマイナスです。 助手席側のスピーカーケーブルは、赤/紫がプラス、白/紫がマイナスですので、ボディ側のコネクタ際で線をカットし、ギボシ接続加工。それに伴いパイオニアのネットワーク側もギボシ接続に加工。
次にドアロック連動ドアミラー格納装置の取付け。
これは既に純正のコネクタに割り込ませるだけのコネクタ加工済みで非常に簡単。
そして内張りの取付け。
これだけで1時間半以上掛かりました。
次に運転席側のダッシュボード奥に付いている純正ツィーターの交換。
ここで思わぬ落とし穴が有りました。
それは純正ツィーターに接続されているのは4ピンコネクターで、これはツィーターに接続と同時にドアスピーカーへの信号送りが有るのです。
ここでネットで極性を調査。
すると同じトヨタ車でも極性に種類が有り、調査に手間取りました。
写真左側から1番目がナビからのプラス信号。
2番目がドアスピーカーのプラス信号送り。
3番目がナビからのマイナス信号。
4番目がドアスピーカーのマイナス信号送り。
そして調査通りにドアスピーカー送りの配線もしてパイオニアのツィーターへの配線を済ませて固定。
次に助手席側もドアロック連動ドアミラー格納機能装置以外の同様の作業を行いました。
この時点で夕方5時をゆうに超えていました。
でもまだ明るさが有ることから助手席シート下にサブウーハーを取付けるべく配線作業開始。
如何に配線を隠すかというところに作業時間を費やし、取り敢えずナビの取付け位置迄の配線作業をして、サブウーハーの固定。
サブウーハー電源のマイナスはセンターコンソールボックスの固定ネジと共締めしました。でもこの作業も結構手間取りました。
次に運転席側右側ライトレベルコントロールスイッチ部のダミー部分に、ナビテレビキャンセラーのスイッチ配線と、ナビのHDMIとUSBコネクターパネルの取り付けと、そのコネクターからナビの取付け位置迄の配線作業をしました。
その頃にはかなり薄暗くなり、当日の作業は中止しました。
残るはサブウーハーの電源配線接続とナビの取付けになりました。
あくる日、まずはサブウーハーの電源接続。
バルクヘッドを貫通してバッテリーへ直接接続するのは少しハードルが高いことと、ハイブリッド車ということで充電制御に関係するだろうと思い、車内のヒューズボックスから分岐することを考えました。
ヒューズボックスの位置ですが、今まで触ってきました車全ては運転席の足元奥にありましたが、カローラスポーツは助手席側の足元の上側に取り付いています。
常時電源はTAILから取り、システムリモートコントロールはACC連動となるRADIOから取りました。
そして最後にナビ本体を取り付けました。
外す前のものも今回のものもディーラーオプション品ですので、各種コネクタには互換性があると安心して繋げていきました。
しかしコネクタ1個だけ形状が違います。
このコネクタって何だろう・・・。
一旦そのコネクタを接続しないでナビを固定しました。
そして電源投入。
ナビロックが掛かっており、すぐさまエンジニアモードに入りERCコード表示させ、そのコードをロシア製の怪しいソフトに入れて解除コードを出します。
そしてそのコードを入れて無事ナビロック解除。
そして搭載している車種の設定等をしている中で、接続機器のチェックを行いました。
するとステアリングリモコンが接続されていないと出ました。
っと言うことは嵌まらなかったコネクタはステアリングリモコンのコネクタだったようです。
同じトヨタでこんなことするのか?と疑心暗鬼になりながらも変換コネクタの種類を調べました。
確かにNSZT W64とNSZT Y68Tでは違いました。
やれやれと言う気分で変換コネクタを手配。
あとバックカメラの設定が必要なのですが、カローラスポーツに搭載されているカメラのCRCコードが分からない・・・。
ネットで漁りましても出てきません。
こればかりはディーラーにお願いするしか仕方ないようです。
ただ操舵角度センサ付きのほうでカローラスポーツのプリセットがありましたので、一か八かで設定。
するとハンドルがセンターの状態でセンターセット。
そしてハンドルを目一杯右に切って最大操舵角度設定をセット。
して今度は左へ目一杯切って最大操舵角度設定をセット。
そして設定完了をボタンを押して一度車の電源を切ります。
そして再度車の電源を入れてRレンジに入れてバックカメラ映像を出す様にしますと、ちゃんとガイド線が表示され、おまけに操舵角度に応じて車の行く方向が変わるような表示も出るようになりました。
いやぁ本当に時間が掛かり、ちょっと疲れてしまいました。