昨年辺りから単身赴任先のアパートで使用している 木製の雪平鍋の取手がぐらつく様になりました。
この鍋は11年前に亡くなった義理のお父さんから頂いた物。
頂いた時には既に義父の手作りで交換してある状態でした。
この鍋はアルミ合金製の一般的なもので、2000程度で購入出来るのですが、如何にも義父らしく物を大切にし、自分で出来る事なら何でも作ったり修理をする方でした。
さてその取手がぐらついた鍋ですが、鍋と取手を締結している部分のネジを外して、同じネジの穴にならないように取手を回転させてネジ止めして使用していました。
しかしそれでも数ヶ月でぐらつく様になり、取手の先の方が脆くなって来ておりました。
う〜ん…。
よし、私も取手を交換してみよう。
丸い適度な硬度の有る材質の丸棒がなかなか見当たらない。
かと言って日曜大工店で売られている換えの取手は500円前後し、その取手も私が使用している鍋の取手用差込み口の口径と合いません。
また新品で2000適度で購入出来るものに対し、その四分の一のお金を出して取手を交換するのは なんとも腑に落ちません。
ここで百均で適度なものはないかと食品スーパーへ買い物に出ましたついでに、そのスーパーの近くに有る百均にて物色。
鍋の取手としての商品は有りませんでしたが、流用出来そうな物が有りました。
それはすりこぎ棒。
これなら鍋の差込み口に合わせて削り、少し取手としては長いので 適度な長さで切り落とせば良いんじゃないと思い購入。
単身赴任先のアパートへ行ってから、そのすりこぎ棒を加工して鍋に取り付けました。
目てくれは義父が作ったものには敵いませんが、これでもガタつくとこなく固定できました。
義父の理念を引継ぎ 大事に使っていきたいと思います。
ありがとうございます。