昨年の6月にiFIオーディオのGO BLEというBluetoothレシーバー機能の付いたDACを買いました。

 

BluetoothのLDACコーディックで接続し音楽を聴くことで、これでBluetooth接続の音なのかと驚くような音質で感動しました。

 

そしてそのコンパクトさや軽さにも驚いていました。

 

非常に気にいって出かけた際などにはよく使用していました。

 

それから暫くし、少し大型では有りますが一応Portableとしても使えるiFIオーディオのxDSD GryphonというDACを購入。

 

同じiFIオーディオでもこちらのxDSD Gryphonの音場の広さ、音の細かさ、奥行き感、そして自然な音作りが気に入り、主に屋内でスマホに繋げて聴く際に使っていました。

 

このDACはBluetooth接続でも使用出来ますが、やはり直接USB接続にて本当のDACとして使用した方が、断然音が良いですのでそういった使い方になります。

 

しかしその大きさが気になり、もう少し小型で言いものが無いと探しましたところ、Shanling UP5という機種がありました。これはUSB接続でもBluetooth接続でも聴けます。

 

iFIオーディオのGO BLEの様な艶やかな音質ではないですが、ごく事前で音場の広さが気に入りました。ただ、Bluetooth接続での音質はかなり落ちました。

 

そんな中で、音楽ストリーミングサービスで音質が良いとされるMQAフォーマットで提供されるTIDALのサービスを受けるようになりました。

 

ここで、MQAフォーマット対応のものが無いかと探したところ、FiioのQ3というバッテリー内蔵DACが有りました。

 

これにはBluetooth接続機能は有りませんが、音の瑞々しさや迫力があり、これはこれで気に入りました。

 

これらのスマホに繋げるDACやBluetooth接続ではスマホ本体のバッテリーを使用しませんので、スマホにも優しいです。

 

それに比べバッテリーを内蔵しないスティック型のDACは、どうしてもスマホ本体のバッテリーを使いますので、複数台持っているスティック型のDACはパソコンやiPadで使用しています。

 

スティック型では一番最初に2021年にSHANLING(シャンリン)のUA1を購入し視聴。

 

パソコンでデジタル出力の設定を最高にして使用し、その小さな筐体から信じられない音質で音楽を鳴らすことに驚きました。

 

しかし豊かさや透明感に物足りなさを感じ始め、その後継機種のSHANLING(シャンリン)のUA2を購入。

 

これはデジタル臭くなく自然な音を聞かせ、これはこれで気に入りました。

 

でもどんなフォーマットで再生しているのかという事が表示されないので、何とかならないかと思っていましたところ、SHANLING(シャンリン)のUA5が販売されました。

 

スティック型でUA2よりも少し大きくなりましたが、表示がある事で使い勝手が増しました。

 

しかし音質的にはUA2からは方向性がかなり変わり、凄くデジタル臭い音質。極低域の音の自然さが無くなり、ちょっと残念。

 

しかし2021年の6月以降、上記の様にDACがどんどんと増えていきました。

 

なぜかと言いますと、それぞれに個性があり音の傾向が違います。

 

そしてその音の傾向の違いに関して、それぞれ気にいっている面があり手放せずにいます。

 

そんな中、Bluetooth接続でもUSB接続でも使用出来るバッテリー内蔵DACがFiioから最近新販売されました。

 

それはFiioのBTR7。

 

このBTRシリーズはBTR3からあり、気にはしていましたがBTR5が出た時点でも購入せず、その同時期にShanling UP5を購入していたせいかもしれません。

 

BTR7はeイヤホンやAmazonでは34,100円。

 

う~ん・・・。今までのシリーズでは3万円を超えるものは、バッテリーのへたり等を考慮して新古品などで探していましたが、このBTR7は販売されて日が浅いことから中古品が凄く少なく3万円近くして高い。

 

そんな中AliExpressで27,000円で販売されていました。

 

円高でも送料込みでこの値段。輸送時間は掛かりますがこの値段なら購入出来ると思い購入を決断。

 

発注してから2週間半後商品が届き 早速視聴。

 

今までBluetooth接続のDACではPortableではiFIオーディオのGO BLEが一番だと思っていましたが、音の分離感や自然さはBTR7のほうが一枚上手。

 

しかし、この数年間でのDACの新商品の発表が半端なく多く、DACの変革期の真っ只中で、未だ未だ改良されていく世界なのかも知れませんね。

 

また、4~5年前ではSONYがDACを出していましたが、今では日本のメーカーは殆ど発表されておらず、iFIオーディオはイギリスのAMRというメーカーのサブブランドですが、ShanlingやFiio等の中国メーカーの技術革新は目を見張るものが有りますね。