先週の日経平均は3週続落。
週初に大きな触れ幅となりました。
高値は月曜の17800円後半。しかし火曜日には大きく下落して16900円前半まで売られました。
月曜高値から一日でほぼ1000円暴落し、8月以降の急落場面の最安値をつけた火曜日が底となり反騰を開始。
17700円前半で週の取引を終えました。
先週のNYダウは反騰。
週初は前週の下落基調を継続。
火曜日には15900ドル半ばの安値がありましたが、雇用統計に向けて反騰体勢。
金曜の雇用統計後は大きな触れ幅となりましたが結局上昇。
17400ドル後半の高値で週の取引を終えました。
先週の指標と来週のスケジュール
来週は月曜にISM非製造業指数。火曜水曜は日銀金融政策決定会合。木曜からアルコアを皮切りに米決算シーズンスタート、中国も連休明けで上海市場が開きます。
先週末の雇用統計はショッキングな結果となりました。
非農業部門雇用者数が予想に大きく届かず10万人台前半の増加に留まり、前回結果も下方修正。内容も悪く、ほぼ救いがない結果となりました。
この数値で確定すれば2ヶ月連続で10万人台の増加となり、通常であれば雇用改善はピークアウトと考えられます。雇用は遅行指標のため、米株は前回の5月で天井をつけた可能性が出てきました。
日米ともテクニカル的にはリバウンド相場となっていますが、雇用統計後の値動きを見ても安定した上昇相場ではありません。
値動きに気をつけながら上昇についていくことになりそうです。
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