前回の続き
毎度毎度、ブログ記事のタイトル付けに悩んでおります
エンクロージャー加工!!バスレフポート製作!!
こんな見出しでは喜んでいただけるのは極一部の上級者のみかな?と疑問に思ってみたり
もっと分かりやすく大勢の方にカーオーディオの楽しさとかお伝え出来るブログにしたいと思ってはいますがなかなか噛み砕いて文章に表現するのは難しいですね
ただ一つ言える事は大胆な加工を伴う今回の作業と取り付けが数時間で終るカスタムフィットのスピーカーも作業の核心は全く一緒と言うことです。
それと作業の気になる製作途中の画像などはLINEなどでリアルタイムに送信しますのでご希望のお客様は御気軽にお申し付け下さい~
先日お返しさせていただいたアウディS3 エンクロージャー加工の製作過程
珍しく画像を残しておいたので御報告
まずは新車のドアを箱が納まるスペースを電動ノコギリで大胆にカット!!
大胆と言っていますが最終的な仕上がりを見越して慎重に慎重に切削していますのでご安心を
現行アウディのドアは懐が深いのでBOXの容量も確保しやすく、余裕を持ってメーカー推奨の3.5リットルBOXを設置。
一枚一枚、切り出したパネルをこれまた一枚一枚接着剤塗布&ステンレスビス止めを繰り返し積み上げ
ようやくBOXが完成
住宅内装で使われるタッカーでバチバチッと止めてしまうより強固に仕上がりますので地味な作業でありますが手を抜けない工程です
グレーのパイプの様なものがバスレフポートと呼ばれるもので穴の内径と長さ、それにBOX内の容量
は全て綿密に計算されたもの
仕組みについて詳しく知りたい方はホルムヘルツ共鳴と検索を。。。
通常のスピーカー取り付けでは必須となるドアのデットニング作業はエンクロージャー仕様の場合
それ程予算を掛けなくとも大丈夫
この車輌も鉄板の鳴きを抑える程度位の施工で済んでいます
チョッと言うかかなり工程が飛んでいますが成形作業が終わりいよいよレザーを張って完成の状態
毎度毎度この工程の作業写真が抜けているのは正直、作業だけでいっぱいいっぱいだから。。。というのが本音なんです。
加工部分は2ピースで作り直し、接合部分のアールも新たに製作。ドアポケットのスペースも純正状態の8割程は残す事が出来ました
コレが分割製作したドアポケット。
手間は掛かりますが実用性もあるしドア加工の際埋めてしまうより断然仕上がりもカッコよい。オーディオでカスタムしつつも室内と調和出来るようなデザインを心掛けてます。折角の高級車ですから
レザー張りが終っても
今度は部品の組み付けが待っています。
やはり国産車と違って部品点数の多いこと、多いこと。。。
組み付けも終わって最終仕上がり画像
バスレフポート位置はスピーカーバッフルとは別の位置に配置で純正っぽい感じを意識したつもり
このデザインもなかなか無いはず
リアスペースにはサブウーファーBOXを設置
このBOXは以前の車輌で製作したものを移植。コンパクトサイズのBOXだと車輌の入れ替えでも再利用出来長く使いまわし出来ます
ツイーターはメーカー特製のマグネシウム合金を採用したエンクロージャーを使用
簡易的にそのままビス止めで取り付け出来ますがひと手間加えてピラーに埋め込み
スピーカーまわりのリングによりツイーターとエンクロージャーのフチがツラになるようにあらかじめ加工し
それをピラーに埋め込みます。どうせなら機能的でカッコよく取り付けしたいものです
質感の良いジャージネットで張替えしてるので雰囲気も良いです。
このブラックジャージネット、スエードと並び人気の生地
天井など全てこの生地で張替えも良さそうです
今回の作業はオーディオシステムは以前の車からの載せ換えでしたが、スピーカーケーブルなどのグレードアップ、メーカー推奨金属性エンクロージャーの採用でユニットはそのままの移植作業でしたが、出てきた音は以前の車より質が上がった様に感じます
またこれだけのユニットを最初から揃えるのは金銭的にも大変です。良い商品というのは飽きが来る事がなく車輌入れ替えでも再度使用する事が出来きます
A様ご依頼有り難う御座いました
いつもトウモロコシの差し入れ有り難うございます~