はい、では前回の 「LINE は小学生に渡しても大丈夫?」 について引き続きお送りいたします。

 

H 「で、うちは iPhoneとiPad を例のスクリーンタイムの機能を駆使して、いろいろな制限で固めた上で試しに使わせていたのですが、結論から言いますとうちでは LINEは小学生にはアウト判定になりました。少なくとも今現在は。

 

R 「やっぱりそうなりますか、うちも渡していませんが」

 

H 「僕は3つの基準があって、1.知らない人と勝手に繋がったりすることがないか2.余計なコンテンツにアクセスできないか。3.俗にいう「ガチャ」がないか。 です。1が一番重要。2、と 3、については、基本はダメだけど程度によっては許可しているかな。LINEはこの1と2がアウトですね。

 

R 「やっぱり、知らない人とつながっちゃいますか?」

 

H 「最近まで、公開設定とかきちんとすれば(本人が変えられてしまうのも問題なのですが)ギリギリ大丈夫という判断だったんですが、さっき言った『オープンチャット』というものが急に出てきて、誰でも参加できるチャットルームを作れるようになってしまったんですね。そしたら、息子(小3) が新機能を目ざとく見つけて、早速チャットルームを作ってみんなを招待してきたわけです。中をのぞいたら、本人も気づかないうちに知らない人がすでに参加されてて、速攻でチャットルーム削除させましたが、これで完全アウトとなりました。

 

LINEオープンチャット検索 というサービスもあるようです。

https://line-openchat.com/?q=%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E7%94%9F

 

R 「知らない人は怖いですよね~」

 

H 「はい。でも、その後調べたらITジャーナリストの方が、オープンチャットの機能を防ぐ回避策を紹介されていたので、こちらは参考になるかもしれません。」

 

出会い系だらけ? 『LINE』オープンチャットの子供の利用を制限する方法
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinoharashuji/20190820-00139141/

 

R 「ちょっと難しそうですが、、」

 

H 「LINEから公式に案内されている方法ではないので、いつこの方法が無効となって、オープンチャットが使えるようになるかもしれません。」
 

R 「LINEの設定では無効にする方法はないんですね。」

 

H 「ないですよね。あったとしても、LINEの中の誰でも触れる設定で、無効と有効を切り替えられても、子供に発見されてしまうので意味ないですが。」
 

R 「子供ってそういうの執念で見つけますからね。

 

H 「はい、、あともう一つの2.余計なコンテンツにアクセス出来てしまうか。についてなのですが、これも LINEの場合かなりアウトなんです。下に『ニュース』ってあるじゃないですか、実はここからニュースはもちろん、マンガや動画、恋愛ネタまでにアクセスできてしまうのです。

 

R 「・・・うわっほんとだ。普段ここでニュース見ないから知らなかった。。」

 

H 「そうなんですよ。子供の携帯で LINEだけ入れてあげて、制限かけてもここでいろいろ見れちゃうんですよね。マンガも最初の数巻は購入無料ですぐ見れますし。設定で(通話ー> 通話・ニュースタブ) 変更できるんですが、またすぐ見つけて、設定変更されちゃいますので。これもアウトです。」

 

R 「全然ニュースじゃないんですね。ここ。でも友達間でやりたいとか言いだすんですかね。そのうち。」

 

H 「そうなんですよね~。友達とのコミュニケーションとしては、現在小学生では25%程度がスマホを持ち、そのうちの3分1程度がLINEなどのコミュニケーションツールを使っているようです。

 

参考:平成29年度青少年のインターネット利用環境実態調査 ... - 内閣府

https://www8.cao.go.jp/youth/youth-harm/chousa/h29/net-jittai/pdf/sokuhou.pdf

 

R 「まだ 4人に1人、、からの3分の1か。。」

 

H 「ですね。で、中学生になるとスマホ所有率が半分を超え、そのうち7割がコミュニケーションツールですから、ざっくりいうと中学生で半分解禁、という感じですかね。SNS の利用規約では大体13歳以上、というのが世界的には多いんですよ。なのでそれともちょうど合っているかな。LINEについては、利用規約をよく見たのですが、年齢制限が基本的には見当たらなくて、アプリ登録後18歳以上の年齢確認をするまではIDによる検索が出来ない程度です。基本的には使えちゃいます。だったらオープンチャットなんてこの18歳以上にすべきだと思いますが、年齢確認無しで使えちゃいます。iOS のApp Store の表示でも 『4歳以上』、となってて、App Store の年齢制限かけていても、インストールできちゃいます。(補足:ちなみにTwitter は 17歳以上、Instagram や Whats App は 12歳以上 *App Store 上の調査なので利用規約とは異なる。)

 

R 「うちは高校生までは引っ張ろうかな、、」

 

H 「でも、利用率は年々上がってきてますからね。Rei さんちもそこまで耐えきれるか、、(笑)」

 

R 「あとはおじいちゃんとのコミュニケーションツールにもなってますよね。

 

H 「それもあるんですよね。うちも祖父母は孫見たさでスマホにさせましたが、サポートがいろいろ大変なので。LINE以外のツールも使わせるのも、ハードル高いので困りますね、、」

 

H 「そこで、iPad 版のみ当面の間は継続して LINEを使わせることにしました。 起動時間10分の制限で。そしてiPad 版はニュースはないのですよ。今のところ。ですので、余計なマンガや恋愛ネタにアクセスできない。」

 

R 「そうだったんですね。さきほどのチャットルームはあるんですか?」

 

H 「オープンチャットはあるんですよ。残念ながら。これはさっきのITジャーナリスト篠原さんの記事を活用して、封じていきたいと思います。時折この技が効いているか、確認が必要ですが。でもこの記事本当に素晴らしいですね。オープンチャットが出た翌日に公開してますし。どれだけ多くの親が助かったかわかりません。ITジャーナリストとかITアナリストだとか、たくさんいますが、この方は真のITジャーナリストですね。いやむしろそれ以上のご存在かもしれません。

 

R 「そうですよね~(笑)そもそもLINEできればいいんですけどね。」

 

H 「ですよね。小・中・高校生にはLINEの中で設定できるだけじゃなくて、iOS のスクリーンタイムのような勝手に設定を変えられないような機能制限や利用状況の監視などペアレンタルコントロールが必要ですね。それが出来ないなら、もっと対象年齢を上げるか、機能を絞るか、というところに来ているかと思います。

 

R 「最近では小学生から親子での連絡手段として、LINEを使っている家庭も多いようですが、安易に渡すのは考え物ですね。やっぱりうちはLINEは当面どころか相当、様子見ですね。

 

H 「うちも、今、他のアプリへの移行を考えています。」

 

R 「どんなのがあるんですかね。」

 

H 「いろいろありますよ。業務用ので言うとうちで使っている Teams (Microsoft 365) とか、あと Slack とか、世界No.1シェアの Whats App とか、、、あと香港のデモで活躍している Telegram。これ凄いんですよ。完全に暗号化されてて誰も傍受出来ないのが売りで、中国共産党も手が出せないようです。あ、一応、LINEでも、LINE WORKS というのが仕事用のLINEとして存在しているのですが。以上無料版で使えます。あ~しかし、利用規約で13歳以上になってるかも。要確認ですね。」

 

R 「そんなにたくさんあるんですね~。はい、また、結果をおしえてください!」

 

年齢規約があるので、もしかしたら普通に iOS のメッセージ機能でいいのかも、、、?少し調べてみます。

 

今回も長くなってしまいましたが、ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました!