こんにちは主宰のhiderinです。やっと夏休みも終わりました。。

なんか今の小学生って自分の頃より、夏休みが宿題やらなんやら忙しい気がしますが。。

 

前回のreiさんのQA コーナーで、小学生の将来の夢が YouTuber って心配です。というのがありました。(今見返したら、その他のQAでも心配ばかりしているところが、いい母親だな~と思いますね。)で、今更ふと思い出したので、以前NHKにYoutuberの草分け的存在のHIKAKINさんが出ていたのを、もう一度息子と見てみました。

 

 

プロフェッショナル仕事の流儀

 

第352回 2018年3月19日放送 新しい仕事スペシャル

https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2018087051SA000/index.html


オンデマンドでも有料ですが、見れるようです。動画が見れない方はこちらのまとめも参考になりますね。

 

HIKAKINさん「誰が見ても嫌な気持ちにならないように」「ゴールの見えないマラソン」とYouTuberの流儀を公開 #プロフェッショナル
https://togetter.com/li/1210657

 

うちの息子も当時見たときは小1だったのですが、今は小3でいろいろと感じるところもあったようです。その中で、こんな言葉がありました。

「7分の動画に編集で6時間かかる。」

大人なら、それでも6時間であれだけ稼げればいいじゃん!なんて声もありますが、息子にとって6時間の編集は膨大な作業。単に、好きなことして、それを録画してアップするだけではなく、裏にはすごい努力があることが分かったようです。

「継続してるとチャンスが来るんで、その中で努力しているとチャンスをつかめる。継続です」 

 HIKAKINも高校卒業後、スーパーで店員として働きながら仕事が終わって深夜に動画を上げていた時期があって今があるんですよね。私もブレイクしたスーパーマリオの動画を当時見た記憶があります。

 

 

 また、こんなことも。

安易に「大丈夫っしょ」と思ってしまうと、何気なく使った言葉や表現でも「案外、楽しく見られない人がいたりする」

「誰がみても嫌な気持ちにならないように」

 この辺はやっぱり相当気を付けているようですね。一度炎上したら、一気に風向きが変わるのが恐ろしいところですね。

 

 息子も「結構大変そうなんだな・・」と言ってましたので、まずはYoutubeに動画をアップするだけで生きていけるという夢から覚める効果は少しはあるようです。まあ、HIKAKINさんこんなに気を配って、プロ意識を持ち日々努力していれば、会社員やってても普通に出世すると思います。

 

『好きなことで、生きていく』 

 

 あとこのキャッチコピーとCMも結構子供たちに影響与えたと思うんですよね。

 

 

 『好きなことで、生きていく』 大人なら、まあキャッチコピーだから、と適度に流しても、この意味を小学生は、額面通り200%正直に受け取って、「やった~YouTuber になるから勉強しなくてもいいんだ~」とか。こういう発想はすぐしますからね。子供のやりたいことは、尊重してあげたい親心はもっともなのですが、この辺は気を付けないとならないと思うわけです。

 

 またYouTuber の中にはどうも『設定』でセレブやお金持ちのキャラでやってる人もいて、そういう人達に結構小学生が群がっているようです。小学生は『設定』とか知らずにすぐ信じちゃうので、うちは親として『設定』についても教えるようにしています。

 

 ただこれはYouTubeだけの問題ではなくテレビでも『やらせ』はよくありますね。ついでにそれも教えておきました。なんでも盲信せずにメディアに対する耐性をつけてほしいと願うばかりです。

 

炎上リスクとデジタルタトゥー 

 

 また「デジタルタトゥー」という言葉がありまして、ネット上で一度拡散してしまった記録は、コピーが容易なため投稿者が消したとしても、完全に消すのは容易ではないのです。あえてここでは紹介しませんが、『小学生 炎上 ユーチューバー』 などの言葉でググると、たくさんの動画がヒットします。そしてその動画は既に本人がアップしたものではないことが多く、炎上動画を見たユーザーがローカルにコピーし、まとめて、再度アップして拡散していたりします。たぶん元の動画はとっくに削除してチャンネルも閉鎖されているにも関わらずです。厳密には動画の著作権は元の作成者にあるので、手間をかけて削除を申し立てて削除してもすぐにコピーが現れたりしてしまうのが現実です。

 

 顔出しで本人が特定できる形で、アップしていたりすると被害は更に大きくなります。自己責任という言葉もありますが、小学生がそこまでのリスクを予見できるかというと疑問です。このあたりは親の責任が大きいと思います。

 

YouTuber という夢

 

 これだけ認知度が高まってくると、子供向け YouTuber 養成講座などのビジネスで一儲けしようという企業もたくさん出てきているようです。塾に通って勉強してなれるようなものではないとは思うのですが、、、まあアメリカのゴールドラッシュで一番儲けたのはツルハシ屋さんという話にあてまるのでしょうか。そのうち Youtuber 認定資格試験とかまた役に立ちそうもないものが出てくる気もします。

 

 またYouTuberを夢にするというのは、Googleのプラットフォームの上で生きていく、ということですね。Youtube広告の収益がどのように分配されるのか、全て詳細には明らかになっていませんが、ルール改正等で厳しくなってきているという話は前回の通りです。今も将来も当然GoogleはYoutuberではなく自社の利益を最大化するように動いていきます。正社員でもなく Google のために日々利益に貢献してくれる存在の Youtuber は Google にとっても、本当にありがたい存在だと思うわけです。今後もCMなどでどんどんプロモーションしていくことでしょう。

 

 YouTuberが夢というお子様には、目や耳に入ってくるものだけに踊らされず、何でYouTuberになりたいの? 好きなことして生きたいの? 好きなことって何?YouTubeに好きなことした撮った動画をアップするだけで生きていけるの? 炎上って知ってる?など、一度丁寧に話し合い、自分の頭で考えてもらうよいきっかけになるとよいのではと思います。「YouTuberになりたい?新しい時代の職業!尊重して応援してあげなきゃ!」と思うのも親心ですが、中身は未熟な子供なのでしっかりとメディアやITに関するリテラシーを持ってもらうのも親の役目かなと思いますし、YouTubeは手段の一つとして、もう一段上の視点で夢を考えてもよいのかな、とも思います。