年に一度のワクチン接種に行く日です。

 

毎年、タオルでくるんで脱走を阻んでからキャリーに入れていましたが。

エアバギーのコットだけはなぜか日常のお気に入り空間になっていたので、抱っこして傍に連れていったら「すっとん」と自分で入ってくれました。こんなに楽だったのは初めて❣

 

ファスナー閉めると、さすがにニャーニャー鳴いていましたが。

 

「さあ、これから年に一度の外出よ、楽しもうね」

そう声をかけるとぴたりと声がやみました。

 

今、飛んでいったのはムクドリさんだねえ

ここ、覚えてる?昔の君の縄張りよ。

 

そう会話しながら、無事車に積み込み完了。

ドライブ中も今回は、普通に私の話に相槌を打つだけで不安がりもしませんでした。

さすが4回目ね。

意外と旅猫の素質あるんじゃない?黒ちゃん。

「ニャ❣」

 

コロナのこともありますし、他の患者さんの鳴き声も不安を煽るので今回は呼び出しブザーを持って車の中で待ちました。

スマホで静かな曲を流すと、落ち着いてとろりんおねむさん。

ネット越しに頬を寄せると、んー、と頬ずりしてくる甘えん坊です。

 

体重は5.5kgでちょうどよし

今回、ひとつだけ心配があって右上の歯茎が歯肉炎を起こしていました。

FIVの初期症状も歯肉炎だと聞いていたのでドキドキしはしたものの、獣医さん曰く大きい歯石ができていて歯茎に当たっていたせい。

一本ぐらぐらしている歯が抜ければ治ると。

 

その場でペンチでぱちんと歯石がとれました。

「この子噛みませんから大丈夫です」

口枷もエリザベスカラーも無しでおとなしく口を開けていました。

私が傍にいることで、絶対の信頼が支えています。

夜には歯も抜けて、確かに痛みもなくなった様子。

痛いはずの右頬を下にして寝ていましたから。

「悪くない経験だったニャ」

 

エキサイティングなお外を散歩して、たくさん褒められて

帰ったらご褒美ランチにササミ

ベッドも新しい毛布に替えてもらってゴキゲンです。

 

4歳と8か月

野良猫ならそろそろ平均寿命でしょうか。

FIVキャリアの黒ちゃんですが、健康に満足げに過ごしてくれてよかったです。

 

もうこの子というパートニャーがいないと生きていける気がしないので本当に長生きして欲しい。

 

母も「写真ファイルを整理して要らない写真をかなり消したんだけど、黒ちゃんの写真は可愛くて消せないのよ」

見ると映りのいい写真だけでなく、私の手を抱きしめているのや擦りガラスの隙間から覗いている姿や母からのお年玉を握っているのやら。

 

自称猫嫌いの母の心もがっちり掴んでいるようですキョロキョロドキドキ黒猫

 

 

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