こんばんは!
中二病演劇集団Schwarz Welt
及び
兎団の
初山 僾です。
今日は、表題の通り
ちょっと決意表明というか真面目な話です。
「白い世界」
完全リモート収録になりました。
また、
同じ時期に降板された方がいらっしゃいます。
…復帰した方もいらっしゃいます(笑)
こういうのってさ。
続投、残る方はあんまり、気持ち語ることないじゃないですか。
今回は、やっぱり特殊だし。
こんな時期だから
ここを読んでくださるみなさんだけでも
知っておいて欲しいなって思います。
私、初山ほのかは
当初はコロナと関係なく、スタッフ参加予定でした。
顔合わせ前には、新型ウイルス感染症の話題はすでに、ニュースになっており
主宰より、情報収集を頼まれておりました。
本業・薬剤師の知識を信頼してのことでしょう。
そこから今まで
主宰の斉藤さんは、上げた情報を使い
思いつく最善を尽くしてくださっていると思います。
いくら、自分が確かな情報元を選別したとしても
生齧りな知識で、安全です、安心です
なんとかなるでしょ!で、何がなんでも公演!の雰囲気を醸し出していたら
どんなビッグネームでも、きっと降りてた。
客演の方々含めお芝居好きなんだろう
だからこそ、本当に止めなきゃダメだと確信するまで
出来ることをやろう。
最初からそう思える、そんな座組でした。
一度目のキャスティング変更。
これは、劇団員だから出なければならなかったのではなく、どこまでも、私の意思です。
しかし、私がどんなに注意しても
コロナに限らず感染症罹患率が高いことには変わりません。
今までも、インフル・ノロの時期は、舞台に関わらないようにしていた身です。
緊急事態宣言が終わるまで、完全リモート稽古という条件を出しました。
私が申し出なくても、主宰も、同じ判断だったようでした。
また、出演はするが、お客さんは呼ばない、呼べないと、本来役者としてありえない宣言をして、了承頂いています。
それでも。
出演を決めたら、少なからず反応があって
嬉しさと戸惑いがありました。
…事態が悪くなっても
この方々、劇場に来てしまうかもしれない。そんな不安。
稽古は私の中では、順調と言えました。
しかし、正直、この期間は時間稼ぎで…
いざ、対面稽古が始まった時…
本当に、みんなに対面して良いものか。
そして収録になりました。
よし、お客様は安全だ
でも、こうなると、私だけが常にハイリスク。
私が稽古に行く事で、座組に感染者が出たら…?
また、感染者が謝る、謎の風潮。
…万が一があった時
薬剤師な私の社会生命終わるなぁ^^;
兎団も、今回関係ないけどSchwarzも煽りくらうなぁ、看板とはそういうもの。
そんな、不安や悩みをかかえ
オンライン会議、という名の飲み会をし
稽古をつづけ…
この間も、情報を精査しては主宰に渡していましたが
コロナの情報をやり取りするせいか
どこまでも
「何がなんでも公演」という印象は
私は全く受けませんでした
ただ、みんな。
「お芝居をすること」「作品を作ること」は諦めたくないんだなって。
だったら、私は、それをできるだけ安全にできる努力をしよう。
ただ。
私は声優目指したり
何度か声の仕事した事あるせいか
「お芝居」や「稽古」の定義が
舞台役者さんとは違う部分がありそうなのも
感じていました。
そして21日。
主宰から、今後の連絡と共に
続投か、降板か、こちら聞くのはこれが最後ですと
全体に連絡が来ました。
迷いました。
いや、不思議と、続投の答えは直ぐに出てたんですが
迷ってたのは。
職業倫理上、現地に行くの良くないよなって
そろそろ、止めるべきだよなって。
でも
…みんながしたい芝居って、たぶん、現地じゃないと出来ないやつだよなって。
皆、決断が早かったのか
当初の締切より、少し締切が早まりました。
残る人で会議をするので、降りる方はその前○時までに、LINEを退会します。
挨拶をしたい人ははそれまでに、または、個人に
そう明記されていました。
私は、仕事で全て間に合いそうになかったので
もとの期日めいっぱいまで悩みたい旨と
現地に向かわないスタッフ、という役職があるなら
このまま、座組に残して欲しい旨を伝え
了承を得ました。
私の医療系の情報収集能力は
どんな形にせよ、今回最後まで必要だろうとおもいました。
まあ、劇団員である以上、それは降板したとしてもやるつもりでしたが…
スタッフで残る私は、会議に参加の権利がありましたが
考える時間が欲しかったので、参加しませんでした。
結局、皆と直接対面する形で、出演、稽古することは
私はしては行けないとおもいました。
しかし。
ここまで、職業倫理がずっと勝ってましたが
役者の初山は。
もういい加減、白い世界を逃したら
向こう1年、芝居に関われないかもしれないと思い始めていました。
一つ、延期になった。
今関わってる、これさえも
手放してしまたったら…
奇しくも、同じ日に濃厚接触者の定義が変わりました。
衣装や舞台美術にない限り
芝居中は15分以上、マスクなど対策をせず会話をする
医療従事者の私は、稽古に行く訳にはいかなくなりました。
基本1人で悩みましたが
ここまでも、主宰は希望や疑問はちゃんと受けてくださっていたので
できるものなら続投の意志と
しかし、これは役者としての自分のわがままで、職務上、演劇をすることが許される状況ではないこと。
そして
提案として、直接会わない形(声の出演や映像別撮り)であれば、演者で参加出来ること。
作品作りを続けるに当たって、お客様や関係者への説明
今までの方針や主宰の気持ちをくみたいが、それでは立ち行かぬことと、そのままでもやれること。
連絡するために、グループLINEがちらりと見えました。
なんとなく、リモートで全て作品を作る方向になった事を察しました。
降りる前に、知ってたら…
そう思う人もいる情報だったかもしれない。
でも、私は…
今ここで揺らぐぐらいの迷いがあるなら
今降りた方が、楽だから。
だから、完全リモートの情報は
後から残った人にのみ出されたのだと思う。
だって、このご時世で、アマチュアなのに、まだ続けるつもりなんて
正直、頭おかしいよ(例の如く褒めてる)
本当、みんなお芝居大好きだよね。
その気持ちを
私ももっていたし、
暴走させたくなかったし、暴走したくなかった。
皮肉に聞こえるだろうけど
世間的には、降板するのが「正しい」
加えて「自分が説得して」巻き込んで公演自体を中止にできたら、
自分の倫理観も正義感も満たされる。
ましてや、私なんて。
成功したら自己肯定感うなぎ登りだよ
不要不急のドクターショッピングが流行りのさなか(黒)
でも
私が最後まで、これからもするのは
提案、プレゼン。
要望でも要請でもなく。
それが、集団に属する者の
責任だと思うから。
トップが最善尽くせるように
こんな考えもありますよって
それは、まずいですよ、こっちの方がいいと思います
それで、自分の信念と折り合いがつかなかったら
その時は違う決断しなきゃならないのだと思う。
自分の責任で、自分のために。
降りた方々同様に
残る人達にも決断がありました。
どっちが正しいと言う話ではない。
改めていうけど
ブログ読んでくださってる方には
多少長くても、知っていて欲しかった。
私は、自分の決断に他人を巻き込むのは
正しいことだとは、思いません。
影響を受けるかどうかは、相手の受け取り方。
外に向けて言ったもん勝ちなのも、指摘しないけど、個人的には気に食わない(笑顔)
それは、今回がどうだ、じゃなくて
毎回、降板騒動起きる度に思うんだけど。
実際、クソみたいな団体あるよ。小劇場。
でも、私はね。
自分と違う決断をした人の今までやこれからに配慮なく被害者ぶるの、本当目にする度に不快。
団体名見て、降板理由察しがつく時はあるけど
同情するわぁとは思うけど
自分が外野なら、何も言えることは無い。
余計なこと言って、内外から反感買う奴がいる。
そんなつもりじゃなかった、は私は毎回マジで聞く耳持てない。
だから、私は言わない。
Twitterもブログも自分の文責。
人間は、都合がいいようにしか、物事のを見ない。聞かない。解釈しない。
私は自分が正しいと思うことしかしない
でも、自分と違うことしてる人が正しくない、間違っているとも思わない
そこに敬意があれば。
だが、そんなつもりなくても殴られたらムカつくから殴り返す(笑)
そして、残る人がいる以上
私は自分の職能も使って
できるだけ安全に
かつ
こんな世の中だからこそ、楽しんで頂ける作品を
全力で作っていきたいと思います。
…次こそ楽しい記事書くっ( ・ὢ・ ) ←