どらえもんも。
キティちゃんも。
うちの下の子は中学入学以降、中1の時こそ成績を維持してきましたが、
中2以降は階段を下るように成績が下がり、高1の1学期ではついに底についた感じになりました。
だけどそれは決してだらけているわけではなく、部活に熱中したり、友だちの話に延々とつきあってあげていたり、
ひとつひとつを個別にみれば、大切なこと、素晴らしいことに時間を傾けて熱中しているのでした。
なので、前にも書きましたが、隙間時間の管理が成績の向上のカギなのでした。
青春時代を勉強一色に塗りつぶさなくてもいい、と私も主人も考えてはきたので、
私の仕事は、勉強の進行管理というよりも、隙間時間の管理に変わってきていたのでした。
たとえば中学の頃は、下の子は眠くて眠くてどうしようもありませんでした。
部活が終わって帰ってくると、7時からふとんに入って、翌朝7時まで眠り続ける。
起きていると思ったら、友だちとラインばかりをやっている。
日曜日ですら部活の試合がひんぱんに入ってきて、勉強をするまとまった時間の確保がとても困難でした。
対策としては塾で一定の時間を過ごすことでした。
中1のときは塾に行っているだけで、そのあと特別の勉強をしなくても、大手塾全体で1桁から2桁の順位が維持できていました。
だけど、その塾が難しすぎてわからないからやめたいといって、クラスをあえて下げ、
それでも辞めたいという希望を聞いて、塾を外したら成績はそこから急降下。
家では学校の宿題しかしない日々になりました。
中2で悪くなった成績を回復するため、中3から自習室の利用を目的としてでしたが、近所の個別塾に入って勉強管理をお願いしたのですが、先生を雑談相手に変えてしまい授業は無意味。
自習室も他の子の会話や授業の声が気になる、と言って行かなくなりました。
この頃、補助としてスタディサプリを導入していたわけです。
夜が眠くて仕方がない、という状態は今も同じなのですが、かといって、朝早く起きられるわけでもありません。
高2になった最初の頃には、部活を継続するか、受験にシフトを移すか、本人は悩んだようですが、
結局、高3夏までやることにしてしまったのでした。
だけどやはり、試合を見に行ったりして部活に熱中し、友だちと励まし合い、勝って喜び、負けて泣いたりしている姿を遠目にみると、
「これは今しかできないよね。今だからやりきりたいよね。勉強は最悪、浪人してもできるし」
と思ってしまうのでした。
高2の最初からは、コーチ役を主人と交代しました。私がキャパシティをオーバーして感情的になっていたからでした。
その後は主人と下の子がどういう話をしているのかは、全体像がつかめていませんが、やはり、隙間時間の使い方を教えているようでした。
それがここ最近、下の子を見ていると生活が一変していることに気が付きました。
高2の文化祭でひとつの区切りをつけたようでした。
スマホからインスタグラムを外した、と言っていました。
そして、朝、私よりも早く、たぶん4時くらいから起きて勉強しています。
これまでは「遅刻しそうだから自動車で送って」なんてことをしょっちゅうしていたのですが、
開門時間には学校に行くような生活態度が始まって驚いています。
学校が終わると塾の自習室に行き、
9時半頃に帰宅するとすぐに寝ています。
帰宅後に疲れた体で勉強するのは困難なので、朝型に切り替えたのだそうです。
これも時間の有効活用なのだろうと思います。
これまで耳にタコができるくらいに言われていて、ちっとも実践しなかったことのすべてを、
突然、すべてパーフェクトにやりはじめたのです。
そして、日曜日。
試合のない日曜日には、小学生の時のように、私と二人で図書館で勉強したいと言ってきました。
なので先日、二人で開館前から図書館に並び、
お昼はイタリアンを食べ、夕方まで勉強しました。
これがかつての「勝ちのリズム」だったと思い出しました。
下の子が、小学生の時のような強い意思を復活させたと初めて感じています。
どこまで戻せるかわからないけれど、
その強い心が必ずどこかの門の扉を開けるだろうと、私は信じています。
勉強も
遊びも
部活も
友だちも
すべて宝に
変える勢い




