9月28日に母が亡くなり、これで両親共に、、。
今年で62歳になる私、順番から言って、極々自然な形。
浄土山真宗では亡くなったら直ぐに御釈迦様の元へ行くそうなんです。
母はもう天への階段、登ったんかな?
老人ホームに入ってる母、貧血で倒れた母。
7月13日にもう一度倒れそうになり、今度は別の病院で検査。
何か異変がある診断が。
ある程度の当たりを付けてくれた医師、此処では治療ができないのでと、別の病院を紹介してくれた。
そこで判明したのは、急性白血病でした。
95歳の母は抗がん剤治療を断りました。
担当医が勧めてくれたのが、輸血。
治療ではないので病気は進行します、それに人によって効く効かないがあるので、お母さんの場合どうなるかはまだ分かりませんが、上手くいけは一週間、二週間、場合によっては一ヶ月か二ヶ月命が延びる可能性があります、と。
それを聞いて喜ぶ事はできませんでした。
上手くいっても一週間から二ヶ月、、、もう余命宣告やんマジか、そんなアホな、、、。
それでも輸血してもらう事に。
上手く効いてくれたみたいで、しんどそうにしてた母でしたが、凄く元気に。
この分だと二ヶ月どころか、もっといけるんちゃうんか!みたいな。
でもやっぱり医者の言う事が当たってました。
週1回、3回輸血した頃から効いてる間隔が短くなってきて、医師から伝えられていた白血病の症状がおりありと現れてきたんです。
一応、覚悟しないとダメかなと妻と心づもりする事に。
でもまだ諦めてはいませんでした、まだ命延びると。
ダメでした。
そりゃそうですよね、白血病の治療していた訳ではないんですから。
最後、モルヒネ?痛み止める為に麻薬を使って貰ってました。
9月28日、夕方4時20分頃に母の居る老人ホームの部屋に入った私。
一足先に入っていた妻と娘が、
寝てるみたいやな、起きへんな、意識はあるんかな?
そんなやり取りしていて、私も声掛けたけど、返答がなかったんで寝てるな、て言ったのが最後。
娘が、
あれ、息してる? してないんちゃう?
と。
私は心臓に手を当て、耳を当て確認。
心臓が止まってるみたい、と妻と娘に。
そうしたらホームの職員さんが、心拍落ちたんで!と飛んで入ってきました。
ホームの事務所の方に母の心拍を見ていてくれたみたいで。
ちょうどこっちに向かってくれていた訪問看護師の方が直ぐに到着。
亡くなってるのを確認。
私達が部屋に入って5分くらいでしょうか。
私が心臓が止まってると思い亡くなったのではと思い時時計を見たら、4時26分でしたから。
眠るように逝った母。
最後に声を聞く事はできませんでしたが、苦しまず、まるで老衰のようにあの世は旅立ってくれたかのようで、それで良かったんだと。
10月1日、告別式を終えました。
95歳と結構長生きした母なんで、先に弟、妹、旦那、そして娘(私の姉)、そして勿論、母の両親と見送ってきてるので、迎えに来て貰ったのかな? もう会えてのかな?
きっと会えてるでしょうね。
母への心残り
何も親孝行してあげれてない
父へもそうだった
その分 母へしてあげようと思ってたのに
一生懸命育ててくれた母の思い出
親不孝な自分の思い出
悔いても時既に遅し
何十年後かに母(父)に再会できたらきちんと謝ろう
そこで親孝行できたら良いな
