私は空手に関しては、空手というものを、とにかく大事にしてきましたし、子供にもそう教えてきました。
道衣は勿論、道具、空手というものは全て。
それ程に崇高なるものだと思ってもらえるように。
そして、
そんな厳しくキツいものだけではダメ!
しんどくなってしまいますんで。
大人でもなりますよね。
なもんで、楽しくありたい!
をモットーに。
大事な空手の道具、でもそれを使って楽しくする。
そんな事、できるんですよね。
それでいて空手を大事さ、崇高さを兼ね備えている。
なんて感じで、した事です。
端午の節句には武者人形に鎧兜を飾る。
でもうちは武士じゃない、空手家だ。
それで鎧兜を空手ばーにして飾ったりしました。
空手武者人形。
凛々しくあって欲しい時は真剣に!
あの当時は、ブライドやK-1がテレビをつけたらやってた時代、
テレビ見ながら親子で真似して、当然私がマウントとって顔面にパウンドするんです。
触れる程度にですよ。
息子達、ケラッケラ笑って殴られてました😄
さすだけではダメなんです。
いくら自分から進んでしてくれていたとしても。
やり方はそれぞれで良い。
楽しくしてやらないと。
そして自分も楽しくないと、子供達は楽しくないです。
親が楽しそうにしてないと、子供って分かるから。
そういう意味では、うちは空手を共有できていたから良かったんでしょうけど。
今でも、成人してしまったけど、それでも空手の共有できてます、してます。
息子達、忙しくなって道場に行く回数もめっきり減ってしまってけど、それでも家で一緒にウエイトしたり、こんな技どうや?とか、この技はこうした方がええ事ないか?とか、話するし、
◯◯大会で誰それが優勝したとか、誰それ出場してたけど、どうやった? なんて話したり、聞いてきたりしますし。
まだまだ空手の練習はできてなくても現役ですからね、息子達は。
子供の頃に培ったものって、案外、放っておいても一生もんなのかも。
それもこれも、
同じ時間、同じ事、一緒に感じ、一緒に笑い時には泣いたり怒ったり。
こういう共有があってこそ、なのかも。



