狭間館長の眼力がいかに凄いかという事を書いてみたいと思います。
翔麻の事から始まりますが、
ルーキーズカップで一般デビュー、一般上級の大会にも出場させてもらうようになりました。
他流の新人戦では優勝もしました。
ただ、ルーキーズカップでは優勝できる実力がありながら準優勝止まりという結果が続きました。
一般上級の大会と新人戦を並行して出場していた翔麻、
弟の和海はルーキーズカップでは連続優勝、他流の一般初級クラスでも優勝、
兄弟揃って一般上級に出場するようになってました。
翔麻に対して周りからは、もう昇段させても良いんじゃ?
という声もあり、館長に翔麻の昇段はいつ頃でしょうか? と尋ねたら、いつでも良いよ、
という返事を頂いたので、昇段審査がある度に、その段取りをしていたのですが、
何故かその時になる度、先送りになってきました。
今思えば、
狭間館長には、今回のこの結果に対するビジョンが見えていたんでしょう。
翔麻がルーキーズカップ優勝という場面が。
翔麻なら必ずルーキーズカップのタイトルを取れる、だから取ってもらいたい。
自流の大会でタイトルを取り、胸を張って昇段させてやりたい。
そんな思いだったんだと思います。
そしてその翔麻のビジョンには和海も付いていたんだと思います。
翔麻 和海、山田兄弟というビジョンが出来ていたんだと思います。
そのビジョン、結果が現実になりました。
6月に開催された、全日本格闘技空手拳法選手権大会で兄弟W優勝。
この大会の申込書を渡された時、翔麻と和海ならイケル! と狭間館長からハッパ掛けられていました。
そして今月開催された自流の大会、ルーキーズカップ。
ここでも見事に兄弟W優勝をやってのけました。
狭間館長にとって、この結果は頭の中では現実に起こり得るだろう、そういう物だったに違いありません。
今更ながらに、ここまでのビジョンを先読みする狭間館長の眼力の凄さには感服させられてしまいました。
正直ホッとしています。
二大会連続での兄弟W優勝、これはあくまで大きな結果です。
先ずは既に高校三年という年齢の翔麻がルーキーズカップで優勝するという目標、館長の期待にやっと応えられたという事に本当にホッとしています。
そして館長の意思通り翔麻の昇段を先延ばししてきて本当に良かったと思います。
慌てて昇段させていたら、今回のこの大きな結果はなかったんですから。
もっと高見へ!
最高の高見へ!
和泉支部拳士 山田翔麻 山田和海
押忍!