こいつら二人には、周りからもう負けるやろ? と聞かれても、
パンチだけでなら勝てるとか、30秒の試合なら負けない、
そういう風に答えてきました。
事実、自信がありました。
でももう止めにします。
何とか負けないであろう、勝てるであろう、そんな姑息な表現をするのも恥ずかしくなってきました。
もう、どう考えたって、誰が見たって私がこいつら二人に勝てる訳がない。
倒されないようにするのが精一杯。
親としては自慢の息子です。
指導者としても自慢の生徒です。
一人の空手家としては悔しい恥ずかしい、です。
そんな一人の空手家としての意地が、まだ勝てるであろう、そんな方法を口にしていました。
でも、それももう限界を超えました。
ハッキリ認め公言します。
息子には勝てません!
これからは少しでも倒されない事を目標に自分は精進していきます!
次は誰に公言させられるんだろう・・・
恐ろしくもあり嬉しくもあり。。。
ただひたすら勝てなくても倒されないように自分は励むのみ。
です。
これで気持ちがスッキリした。
指導に専念できる。
見栄も維持も捨てオッサン拳士として自分の稽古にも専念できる。