山に木が1本生えていました。
その木から2つの種が落ちました。
一つは日当たりのいい方へ、
一つは日陰の方へ。
日当たりのいい方に落ちた種はぐんぐん育ちます。
日陰に落ちた種はひょろひょろと育ちます。
20年後。
親の木は枯れてしましました。
日当たりのいい木は太く、立派な枝ぶりで大きな木になりました。
日陰の木は光を求めて、ひょろひょろと伸びています。
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僕は自然が、山が好きです。
実際に山に行ったとき、
日当たりのいい方の木は果たして
「俺はあいつよりすごいんだぜ」
と優越感に浸っているでしょうか?
日陰の方の木は果たして
「自分はなんて恵まれていなんだ。落ちる場所さえ違えば・・・」
と羨んでいるでしょうか?自分を否定しているでしょうか?
実際山に行って木に聞いてみたら多分、
「・・・(無言)」
だと思うんです。
木はそんなこと考えていない。
ただ、与えられた環境で、自分の生を精いっぱい生きようとしているだけ。
もしかしたら日当たりのいい方の木は100年生きるかもしれない。
日陰の木は20年で枯れてしまうかもしれない。
それでも、そんな色んな木が集まって、森を作り、山ができている。
それぞれの存在が影響し合って、生態系ができている。
どちらが優れているとかはない。
ただ、生を全うしているだけ。
僕はそんな自然が好きです。
人も、子どもも、そうあってほしいと思っています。
お金持ちの家に生まれても、貧乏の家に生まれても、
イケメンに生まれても、不細工に生まれても、
健常者であっても、障害があっても、持病があっても、
長生きしても、短い命だったとしても、
みんなが人と比べることなく、自分の生を精いっぱい生きる。
そんな世の中にしたいと思い、
Treeと名付けました。


