以前から告知しておりましたが
JSCAセーフティーパドリング2019
フィッシングカヤック パドリング&レスキュースクール
開催決定となりました。
開催場所の三浦のコアアウトフィッターズさんのエリアも台風15号の影響で昨日まで停電していたとのことですが無事に復旧したそうです。
(まだ、特に千葉県の房総半島〜館山方面では台風15号の影響で停電などが続いている状況とのことで一刻も早い復旧を祈るばかりです)
このイベントに参加するため、大変申し訳ありませんが
明日14日(土)はkayak55.comは臨時休業をいただきます。
ウェブショップはご注文いただけますが、本日夕方以降〜明日のご注文に関しては、即納品におきましても明後日日曜日の発送となります。
ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
さて!
今日はお知らせです。
WKF宮崎のヒラドシェーカー
(写真右はロックンロールカヤックス・デスペラード)
素材:FRP
全長:366cm
全幅:72cm
重量:約21kg
最大積載量:135kg
WKF宮崎さんのカヤックの発送における運送会社の変更に伴い、一時的に発売をストップしたのですが、無事に運送会社さん変更が移行されたということで今日からkayak55.comのウェブショップでも再販となりました。
※宮崎からの発送となるため、どうしても北に行くほど送料が高くなります。申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。
ベイロマンスカヤックスさんが活動を休止された今(アフターは継続)、国産FRP製シットオントップはかなり貴重です。
ロックンロールカヤックスさん、JBカヤックスさん、そしてWKF宮崎さんの3社のみとなっています。
その中でWKF宮崎さんのヒラドシェーカーはFRP製の艇の中では一番レングスが短く、逆に言えば車載の問題や置き場所の問題など含め、とても幅広い層のお客様に使っていただける仕様になっていると思います。
実際に私ホエールも昨年、遠征で平戸カヤックスさんにお世話になった際に乗らせていただき、実際に実釣でも使わせていただきました。
感想としては・・・
とにかく軽い!
FRP製なのでレングス以上の速さ!
デッキがフラットで広い!
ガーミン振動子がスカッパー引き上げ可能!(オプションです)
後部ラゲッジも広い!
やはり日本のカヤックフィッシングに合わせて設計されていることで、とにかく使いやすい艇になっています。
沈からの再乗艇もやってきましたが、フラットなデッキでとてもやりやすかったです。
あらためてになりますが、各部見ていきましょう。
後ろからの姿
う〜ん、美しいですね〜。グラマラスですね〜。ナイスですね~(笑)
本当に美しいです。それはそのはず。WKF宮崎さんはシーカヤックやサーフカヤック、ウェーブスキーのビルダーさんなんです。カヤックを熟知した職人さんが作り出すフィッシング用シットオン、美しいわけです。そして走るわけです。
後部には艇内部にアクセスするハッチとトグル
このサイジングのカヤックとしては非常に大きい後部ラゲッジ
そしてフラッシュロッドホルダーが4発
シマノ SPA-ZA LIGHT 350[スペーザ ライト]260×600×230も積載可能だそうです。ヒラドカヤックスの末永さんが実際に、250から変更して使用しているそうです。ただ、これまでの釣行で、250に魚が入らないような状況に何度もなっていて、クーラー満載でサーフ状態のゴロタ浜に着岸したことがありますが、重心が高くなりかなり不安定となりましたので、350に変更しましたが、重たく大きく扱いにくいので250あたりで十分と感じているそうです。その代わり、大漁の場合は一度、上陸して車内の大型クーラーにうつした方が良いと思います。みなさん、そのようにしているとのこと。
ロッドホルダーの方は、写真のものよりも現在は実際には少し位置が微調整されていて、現在はさらに使いやすく、ロッドの干渉もないように改良されているそうです。具体的には前側が2cm前へ、後側は角度は外に広げず、ロッドホルダーがカヤックに平行となるようになっているそうです。
フラットで広々したデッキ。
サイドはラバー製ハンドル。
背部FRP製のパーツでシートに代わりになるので別付けのシート無しでも乗れますが、もちろん別付けのシートも装着可能。
股の間には大きいハッチ。艇内部にアクセスしています
フットブレイスもFRP製。かなりの微調整が可能。
そして、このフットブレイス部に艤装すれば魚探を装備可能。
内部にアクセスできる大型フロントハッチ
バウ側もトグルタイプ
これがガーミンの振動子が引き上げられるスカッパーホール
これは現在、日本で唯一でしょう。通常はガーミンの振動子はサイドからステーで落とすのですが、どうしても水の抵抗が大きくなります。それを完全に解消。
なんとこのスカッパー引き上げでもガーミンのサイドビューも使用可能です。
末永さんより以下のようなアドバイスのメールをいただきました。
もともとGT21サイズでの設計ですので、GT52の振動子の厚みは、GT21よりも薄い関係で、そのまま装着すれば、ホール内にかなり入っているように感じますが、サイドビューの性能には、影響ございません。この場合、GT52振動子の前後に、数ミリのラバーゴムをつけて調整すればよいかもしれませんが、私は何もしていません。GT41やGT51の振動子の場合は、何の調整も必要ありません。
艇内部にバッテリーを仕込めば、振動子は引き上げなので艇の上には魚探本体のみとなります。これはガーミン魚探をとてもすっきりとスマートに艤装できますね。
スターンにはスターンキール保護パーツ「キールプロテクター」標準装備。
交換可能になっています。
随所に日本のカヤックフィッシングに必要とされる新機能が入っていますよね。そして、シーカヤックっぽいサイドシームラインやトグルやハッチ形状はトラディショナル。見た目にも美しい艇です。
実際に昨年の平戸遠征では使わせてもらっています。
ヒラドシェーカーを使って、レスキュー練習もやってきました。
沈から、やはり艇が軽いのでまず起こすのが容易。
そして再乗艇もフラットでひっかかりが少なくてとてもやりやすい艇でした。
そして、カヤックフィッシング実釣でもヒラドシェーカーを試乗させていただきました。
サイズ以上の速さを感じます
そして、小回りも非常にいい。
もちろん釣りをする上での一次安定性も確保されています
スカッパー引き上げでもサイドビューは機能していました。
ヒラマサ!
末永さんもヒラドシェーカーでビッグアコウ!
僕もビッグアコウ!
写真手前がヒラドシェーカー
ちなみに、この日は動画も撮影していたのですが、肝心の魚とのファイトシーンの時にカメラのレンズがおもいっきり曇ってしまってお蔵入りになっているんです・・・。
でも、なんだかもったいないので、この機会に動画にしてみようと思います。来週になると思いますが出来上がり次第アップします!
ヒラドシェーカーはクセがなくてFRP艇が初めての方でもとても乗りやすいカヤックだと思います。
ヒラドシェーカーはオプションやカラーなどが多岐にわたるため、まずはお気軽にお見積りのご依頼をメールにていただければと思います。
よろしくお願いいたします!