みなさんは仕事のノート作り、楽しんでいますか?
「ノート? このデジタルな時代に、紙のノートですか?」
そうです。あの紙のノートです。
実は紙のノートは大いなる可能性を秘めています。
何よりも一覧性がすごい。
もちろんソフトを使ってPC上に記録していっても良いのですが、
それらはすべて「ファイル」となり、多くはクリックして開かなければ
見ることができないものです。
その点、紙のノートはノートをパラパラめくるだけで多くの情報が目に飛び込んできますね。
さて本題です。
① なぜ方眼ノートを使うのか。
書き込みの自由度が格段に高いからです。
図を使うときばかりでなく普通に文字を書くときも、引かれた罫線に縛られることなく
自由です。
とことん図を使うもよし、文字で埋め尽くすもよし、独自のレイアウトを作って
記録するのも簡単です。
私自身、試しに買った方眼ノートを使い始めて目から「うろこ」が何枚も落ちました。笑
② なぜ横向きに使うのか
小学生の頃から、なぜか私達はノートを縦に使うことを刷り込まれてきました。
このことについてあまり疑問を持つことはなかったでしょう。
私もそうでした。
しかしなぜか絵を書く画用紙は横向きに使うことが多いですよね。
ここに答えがあります。
横に使うと、目に入る情報量が増えるのです。
なぜなら、私たちの目は、横に並んでいます。もちろん視野も左右のほうが断然広い。
水平方向には約200度、垂直方向に約125度です。
つまり自然に目から入る情報量は横画面のほうが当然多く、
多くの事柄を同時に処理しながら考えをまとめていくにはノートを横向きに使うほうが
適しているのです。
(しかも方眼ノートなら罫線は無関係に使えます)
③ なぜA4サイズなのか
使い始めるとわかりますが、B5サイズでは小さいのです。
考えを書き出し、それらに追記し、まとめる作業台としてはA4以上でないと向きません。
もしB5の方眼ノートが手元にあるならB5から始めても構いませんが、これから買うなら
ぜひA4を買ってください。
④ なぜリングノートなのか
リングノートなら、片面を裏に回しておけるからです。
左右のページを開かなければならないシーンは少ないので、使っているページ以外は
机の上に広げなくて構いません。そのぶん、デスクが広く使えることと
キーボードと自分の体の間に置ける、ちょうどよいサイズ感なのです。
いかがでしたか?
いろいろ効能を並べましたが、まずは数百円の投資をして
A4サイズのリング式方眼ノートを買ってみてください。
「ノートを変えるだけで、こんなに変わるのか」
と、実感されると思います。
私はコンサルタントなので、考えて何かを作り上げるのが仕事です。
そのような仕事には単なる記録用の紙ではなく、思考を進めるための
重要なツールとして手放せないものになっています。
リングノートは一般的な「大学ノート」と言われるものに比べると多少は高価ですが
あなたの仕事にとって、それ以上の価値が確実にありますよ。