組織の整体師 | チームビルディング日記

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「体験」と「対話」で組織を育てる。

先日、農作業を手伝いに行った時に腰が痛くて思うように動けず、友達に「ものすごい整体師のおばあちゃんがいるんだよ!」といって整体に連れて行ってもらった。

このおばあちゃん、見た目はちっちゃいけれど中身はすごい。

オリンピックや国体などのサポートで連れて行かれるらしい。

おばあちゃんの部屋にはたくさんの有名アスリートの写真やら色々が貼ってある。




おばあちゃんの部屋に入るなり言われたのは「なにいってんだ。腰は全く問題ないよ」

と、成されるがままに上半身を色々とグキグキとやられる。

そして終わる頃には腰の痛みは半減していた。



どうやら問題の本質は腰じゃなかったらしい。

でも痛いのは腰だから自分では腰が悪いのかと思っていた。でもこのおばあちゃんは部屋に入るなり「腰じゃない」というのが分かるらしい。

こういう事は色々な場面であると思う。


自分では「ここ」が問題だと思っていたのに、実際はそれは表面的な現象にすぎず、問題の本質は別のところにある。当然表面的な問題に対する対処では本質は解決できない。


自分たちチームビルディング屋も組織の整体師みたいな役割かもしれない。

顧客企業の担当者から「ここが問題だからここをなんとかしてほしい」と言われても、それは表面的な痛みが出ているところであって、問題の本質ではない事がありうる。
だから実際のプログラムでは組織の現状を診断しながら施術する。

グイグイと痛いツボを突く事もあるかもしれないけれど、組織を「整体」して、整えるお手伝いをしているのかも。





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