昨日、○○ HACKS!の小山龍介さんの講演に行ってきた。
いろいろと面白い話があった中で
「○○さんの本を読む」という事で全く違った2人の物書きの方の本を紹介してくれた。
小山さんのわかりやすいところは「こういう考え方でやりましょう」といった心がけではなく、「この道具をこう使ってこうするとうまく行きますよ」と具体的なところ。
そういう意味で具体的にこの人の本を読んでみてくださいというのはわかりやすい。
その本の1つは常識の前提をも疑ってかかる視点で書かれているという。
もう1つはある事実についての裏側を推察し、仮説を展開して書かれているという。
前者はいわゆるクリティカルシンキングで、後者は仮説思考。そんな言葉は一切使わず面白くわかりやすく話している。
講演の中でいくつかキーワードが出てきたけれど、その中で「ロジカルで直感的」というものがあった。
とても大事なことだと思う。
何事をするにもロジックと感性をもっている事は大事なこと。とくにうちの会社でやっているような人の集まる場のファシリテーションではとても大事。
ロジックで理解し、納得度を高めたり、整理したりすることは大事だけれどそれだけでは不十分。
理屈じゃない世界を感覚でマネージしたり、空気感をつかんだりする感性は大事だけれどそれだけでは不十分。
両方を交互に使うという事でもダメ。両方をいっぺんにやる。
短い時間だったけれどとても気付きの多い講演でした。
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