7月16日(土)福島。Bコース。重馬場。11Rは稍重。
福島の馬場は断然先行有利。
「5R 新馬 1800m」
勝ったフェアエールングはここで0.4差勝ちをしていますが
GⅢ札幌2歳S2.0差13着、OP芙蓉S0.8差6着と完敗。
それでも逃げて4角でナンヨークリスタルに並ばれ
苦しい展開になりながら内から脚を伸ばして勝っていますので
OPでもどこかで穴を開ける可能性は残しています。
このレースは重馬場だった。
2.7差9着に敗れたニシノライコウがOPジュニアカップで
0.7差離されましたが2着を確保。
距離も200m短縮したのもプラスに働いた。
それに新馬戦では476キロですが
未勝利を脱出したとき、ジュニアカップで2着のときも
484キロと8キロも馬体を増やしている。
やはり馬が変わるときというのは、
何らかの変化があるということ。
未勝利を勝ったときは上がり2位でしたし、
馬体を6キロ増やしての出走でした。
ニシノライコウは次が試金石になりますが
注意してみておく必要があります。
7月16日(土)小倉。Aコース。
小倉の馬場は先行有利。
「5R 新馬・牝 1800m」
勝ったコンクシェルはここで0.3差の快勝でしたが
その後の成績はイマイチ。
3着のフラッシングレートは新馬戦で0.7差3着と完敗でしたが、
次走で未勝利戦を0.5差の快勝。
続くOP野路菊Sは7頭立てで1.3差3着で評価は難しい。
その次の500万エリカ賞では0.9差8着に負けています。
+10キロで太かった可能性もありますが負け過ぎ。
ちょっとこのメンバーはOPで厳しいかもしれません。
「6R 新馬 1200m」
勝ったタガノタントは次走のOPフェニックス賞で2着ですが
0.4差つけられています。1200mの短距離でのこの差は大きい。
2着のトールキンも次走の未勝利戦で0.4差勝利も
その後はOPで0.4差4着。500万で1.3差11着に敗れています。
ここもOPを勝つ馬は出ないと見ています。
7月16日(土)函館。Bコース。(1000mは除く)稍重。
函館の馬場は先行有利。
「1R 未勝利 1800m」
このレースで2着になったミスヨコハマが
OPで通用する可能性を残している。
ここで勝ったスプレモフレイバーは函館2歳Sで0.9差8着。
500万を0.2差2着と
OP福島2歳Sで0.3差2着がその後の最高着順。
OPでも足りるかどうかといったところ。
ミスヨコハマは4角で大きく膨れており、
それでも上がりが2位。
それを考えると3着のサンライズフォルスは先行決着の中
差してきているので展開的には強い競馬。
しかも離れた最後方からの競馬。
直線もしっかり伸びています。
距離が明らかに短かった。
1200m→1800mに変わって未勝利を脱出。
ミスヨコハマを凌ぐ脚を使っているのですから
まだ確定ではありませんがOPで通用する可能性があります。
「11R GⅢ 函館2歳S」
勝ったブトンドールは末脚の切れる馬。
次のGⅢファンタジーSでも切れる脚を見せ上がり1位。
ところが阪神ジュベナイルフィリーズでは1.6差10着に敗れており、
1600mは少し長いようです。
1400mまでなら重賞でも通用します。
ただ後方から行く馬なので展開に左右される。
上位が差し馬で占める中、
逃げて0.2差なら胸を張れるはずですが、
その後の成績はイマイチ。
どうやらこのレースは差し馬が評価できるようです。
それが証拠にダートとはいえオマツリオトコは
GⅡ兵庫ジュニアグランプリを勝ち、
GⅠ全日本2歳優駿でもタイム差なしの2着。
レースは、ブトンドールが中団で外を回って
の差し切り勝ち。この馬は短距離ならまだ重賞を勝てる。
オマツリオトコの脚も強烈でした。
ミスヨコハマは内に入れて伸びてはいますが切れ負け。
広いコースのほうがいいかもしれません。