器械体操 vs プロレス  | パーソナルトレーナー集団大阪神戸拠点とする「atease」 のブログ

パーソナルトレーナー集団大阪神戸拠点とする「atease」 のブログ

at easeは良いモノを広く伝えることをモットーに活動  

taiheiです at easeウェブサイト


サブタイトル : 十字懸垂とパロスペシャルの関係


atease ooficial blog


人間がこんなこと出来るって信じられますか?

出来るんです。
これはキン肉マンに出てくるウォーズマンの技であるパロスペシャルと似ています。
ん?
どういうこと?

分析してみます。

上の写真は械体操の十字懸垂です。器械体操の中でも力技とされています。
しかし、この技は半端ない筋トレの達人でも出来ません。
吊り輪の難しいところは輪が固定されていないところです。
機械体操の選手は恐く世の中で一番インナーマッスルが働いていると思います。
情報として伝えておくと、力強い体操選手ほど出来なかったりします。
そしてあまり力がない細みの選手が出来たりします。

力が必要ないと言っている訳ではありません。
結論を言うと力だけでは無理ということです。
運動学を利用したテクニックなのです。


では実技を入れてやっていきたいので見ている方もやってみてください。
腕を下から真横(外転)を通して上に上げてみてください。
肩に痛みのない方は頭の上までできますね?

今度は上げる前に腕をしっかり内側に回旋(内旋)させてください。
内旋位に保ったまま外転していくと90°位でロックがかかってしまい止まります。
このロックを利用したものが十字懸垂です↓



atease ooficial blog

よく見てみると上腕骨が内旋して三角筋が盛り上がっています。

実際力はかなり必要です。しかしながら関節にくる負担も大きいです。



そしてこれをプロレスの技にしてものがこちら↓
atease ooficial blog

キレイなパロスペシャルだ!

ギブアップか?


あ~はん?