思ったほど暑くもなく、芝生も良くプレーしやすい状況でキックオフされました。


刈谷がパスを回す展開になる前に名電がプレスをかけて前線からボールを奪いに出ます。


前半6分には名電が左サイドでフリーになってシュートを打ちましたが、右サイドに外れました。


刈谷は押し込まれてクリアで逃れますが、なかなか前線に繋がりません。


名電の攻撃が続きますが、次第に刈谷もフリーになってボールを受けることができるようになり名電ゴール前にボールを運びます。


名電のロングボールからライン裏への攻撃で刈谷が下がらざる得なくなってきますが、落ち着いて繋げばチャンスができます。


前半34分に刈谷は中盤でボールをキープしてドリブルで持ち上がりゴール前の混戦から先制点を決めリードしました。


押されている時間が長かった刈谷でしたがワンチャンスを活かせました。


後半も立ち上がりから名電の攻撃が続きます。


ゴール前の人数を増やして刈谷は守備をします。


後半9分に名電は左コーナーキックのこぼれ球をシュートしましたが、刈谷GKが足を伸ばして防ぎました。


シュートを打つものの決めきれない名電は残り10分に勝負をかけます。


後半36分名電は中盤で得たフリーキックをゴール前に蹴り込み、バーに当たって跳ね返ったボールを決めて同点に追いつきました。


後半39分にも名電はフリーキックをゴール前に入れてシュートを打ちましたが、刈谷GKのファインセーブで得点になりませんでした。


結局1−1のまま決着は延長戦に持ち込まれました。


延長前半は0−0のまま後半10分を残すのみとなりました。


後半立ち上がり名電は3本続いたコーナーキックを決めれませんでした。


延長後半8分名電は中盤でボールを奪うとドリブルで刈谷ディフェンスを切り崩して中央へのパスから落としたボールを右サイドネットに決めて2−1 と逆転しました。


1部同士の対戦は力強い攻撃で前線にボールを繋いでいくサッカーの名電の準々決勝進出が決まりました。


刈谷も攻められる中でもマイボールから攻撃に転じてシュートまで持ち込みチャンスを作りましたが追加点は奪えず悔しい敗戦でした。