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マスタークラス「テーカップの形状と紅茶」、4日間という短い期間でしたが65名の方にご参加頂きました。最終的な結果をまとめましたので、こちらでお知らせしたいと思います。

 

まず今回用意した3種類の形状のカップをご紹介します。

 

左端の口径が広く背の低い世間一般の「紅茶用カップ」、日本では「コーヒー用カップ」とされることの多い、やや口径が狭く、背が高い右端のカップ。そしてその中間の形状の「コーヒー&紅茶兼用カップ」と呼ばれる中央のカップ。今回はこちらの3種類で春の新茶を飲み比べして頂きました。

 

(ロイヤルコペンハーゲン・ヘレンド・ロイヤルアルバートを使用しました)

 

今回は「お茶請けなしで、ストレートで1~2杯その紅茶を飲む・・・」というシチュエーションで評価して頂きました。カップの形状の特徴としては・・・

 

左:口径が広く背の低い世間一般の「紅茶用カップ」は香りが広がるが冷めやすく液体が口の中全体に広がるので、渋みを強く感じる傾向がある。

 

右:やや口径が狭く、背が高い右端のカップ「コーヒー用カップ」は、冷めにくい、香りの持続がよい。液体が喉にダイレクトに入るため、紅茶の味をライトにする。飲み終わった後の香りの返りが強い。

 

中央の兼用カップはその中間のテイスト・・・でした。さてさて、結果発表です。

 

ライトで癖のないニルギリは、比較的振り幅が激しく。「どのカップで頂いても美味しかった」「あえて言うならば・・・○○のカップ」そんな声が多く聞かれました。ニルギリをお出しする際は、自宅で「好きなカップを選んでねはーと」と、お友達に言えそう~なんて。

 

少し渋みと香りが出てくるヌワラエリヤになると・・・真ん中の兼用タイプを選ぶ方がぐんと増えました。左を選んだ方は比較的渋み好みの方。普段もストレートで紅茶を飲む方が多く、右の形状を選んだ方は、普段ミルクティーを好む方も傾向的に多いのも面白かったです。

 

 

ダージリンは2茶園。比較的渋みが軽く旨み成分が強いタルボ茶園は、兼用カップを中心に、左右に振れて・・・。フルーティーな香り、パンチの良いジュンパナ茶園は、紅茶の渋味が軽くなる右寄りのカップを選ぶ方が多かったのも納得。

 

そして紅茶らしい渋とこくが出るディンブラは、ストレートでの評価は紅茶の味をライトにしてくれる形状の右よりが人気。ミルクティーは、左のカップだと「牛乳の味を強く感じる」「甘いミルクティーになる」と、比較的牛乳Loveの方達の評価が高く。右寄りになると、」「紅茶の味がしっかりしてくる」との評価が。

 

そして、もしお茶請けがあったら・・・全体に1つ左寄りのカップを選ぶ・・・との結果が。

 

 

世界で最も紅茶を美味しく飲ませる・・・と謳われるロイヤルアルバートの「モントローズシェイプ」は、アッサム種系の紅茶に適していることも分かり・・・英国人の紅茶の嗜好を考えると、その謳い文句にも納得。

 

と言っても今回は、日常1日に数杯紅茶を飲んでいる、紅茶党の方達の評価。ご家族やお友達を想像されると・・・「自分の好みより、ややライトに感じてもらえないと、美味しいと言ってもらえない可能性が」 冷静なみんなの見解。

 

ですので、お茶請けなしのストレートでお友達にお出しする際は、表の結果より、1つ右のカップがいいのではないかと。お茶請けがある時は、表のままで~。

 

 

ティータイムは用意した「オレンジチーズケーキ」に合わせて、相性の良さそうな産地、ベストカップをチョイスして頂いて。ニルギリの兼用カップ、ディンブラ・ストレートのコーヒー用のカップを選ばれる方が多かったです。

 

紅茶は嗜好品ですので、渋み好みの方、渋に弱い方、通常はご自身の好みで楽しんで頂ければ良いと思います。ただ、今回みんなでこうして統計をとる中で、参加された生徒さん各自が「周りに比べると自分の好みは○○傾向なのかも」なんて、全体の中での自分の立ち位置を実感されたのはとても良かったと思いました。

 

そして「兼用カップ」が実はとても良い働きをすることも~↑↑↑↑↑↑ 

 

きっとこれから、家族、ご友人と紅茶を楽しむ際に、自分の好み+相手の好みを考慮できるようになると・・・優しいティータイムが実現するのではないでしょうか。

 

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