6才のボクが、大人になるまで

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2014年11月17日@TOHO川崎

監督・脚本 リチャード・リンクレーター
出演 エラー・コルトレーン イーサン・ホーク パトリシア・アークエット ローレライ・リンクレーター

あのビフォアシリーズのリチャード・リンクレーター監督の作品ということで、非常に期待してた作品でした。思った通り、大きな期待にしっかり応えてくれました。

アメリカテキサス州に住む主人公メイスンの6才時から、映画は始まる。メイスンは母と姉と3人暮らし。別居の父親も含め、メイスン家族のそれからの12年間が描かれている。毎年スタッフとキャストが3、4日間集まり、メイスンと家族の生活を切り取った様子を撮影し、メイスンが18才になり大学へ入学するまでを、同じ12年の年月をかけ作り上げていった。

映画の前半は展開が早く、ついていくのに精一杯という感じもありました。メイスンが思春期に入り、体験描写が細かくなってきますが、彼の幼少期を知っている私たち観客は、彼の気持ちが理解できるのです。そして映画後半は、メイスンと同じ高校生の息子を持つ私の気持ちは、メイスンの父母のそれと同化してしまいます。やはり、これもメイスンの幼少期を知っているからこそと思えます。メイスンが旅立つ日、私も…泣きました。

帰宅後、2時間半という長時間の作品だと知りました。観ていた時、退屈になる場面が皆無で、全く時間を気にしなかったので、驚きでした。

ドキュメンタリーではなく、12年かけて作られた映画ということもあり、後にも先にもこのような作品が作られる可能性は低いと思うので、映画ファン必見の一本です。