前回の記事はコチラ⇒ストーリー⑫

 

妻との馴れ初め続き。

 

結婚したのは妻と知りあって3年後。

 

プロポーズの言葉は・・・・ない

 

 

この辺りは本当に男らしくないのだが、一応書いておきます。

 

 

前回も書いた通り、結婚はしてみたいけど、それ以上に不安や恐怖心の方が強かったので、出来るなら結婚したくないってのが本音。

 

独りなら気楽で自由だけど、家族を持つとなると責任重くなるし、今まで隠していた本当の自分がばれるのが怖かったし、出来るだけ先延ばしにして逃げていたかった。

 

 

でも時間は待ってくれず、お互いに適齢期というか、適齢期を過ぎようとしていることもあり、何となく意識せざるをえなくなる。

 

 

最後は妻に上手く転がされたって感じかな?

 

 

先ず、妻からの提案は「別々に部屋借りているの勿体ない。一緒に住んだ方が特だ」とのこと。

 

当時私が借りていたアパートは1Kで約9万、妻も1Kで約5万。14万出せば、もっと広くて綺麗な部屋を借りてもお釣りがくる。

 

悪くない提案。

 

更に、独身は家賃補助無いけど、結婚すれば家賃補助が出て更にお得とのこと。

 

 

こんな計算で結婚を決めていいのだろうか?

 

 

結婚は改めて時期をみて、ということで取りあえず同棲しようという流れに持って行ったのだが。

 

ただ、同棲といってもいい年でもあるので、両家の顔合わせぐらいはしておこうという運びに。

 

それで、まぁ

 

「ゆくゆくは結婚するけど、取りあえずは一緒に住みます」

 

みたいなことを、顔合わせの場で言ったんだけど、うちの母親から

 

「すぐ籍を入れなさい」

 

の一言。

  

そりゃ、そうなるよね~。

 

ということで、両家顔合わせの2週間後には籍をいれていた。

 

もう決意も何もあったもんじゃない感じで新婚生活スタート♪

 

 

結婚するうえでの一番の不安というか心配事は、本当の自分がばれて嫌われること。

 

 

今まではソトヅラというか、自分の嫌な面、弱い面、知られたくない面は隠してこれたけど、一緒に暮らすとなると隠し通せないだろうと思う。

 

それで、ちょっとずつ本当の自分を出していったわけです。

 

何処かで嫌われるだろうという覚悟で・・・

 

ところが、少し喧嘩になることはあっても嫌われることはない。

 

何でかな~と思いながら、ある時尋ねたら、そんなことは分かっているとのこと。

 

自分では隠してたつもりでも、最初っからバレバレだったようです(笑)

 

 

それどころか、全てお見通しって感じで、逆の意味で恐怖を植え付けられてしまい、妻の前では絶対に嘘をつけなくなりました。

 

男、卒業です(泣)

 

 

続きはコチラ⇒ストーリー⑭

 

 

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