易経 見龍

見龍田に在り。大人を見るに利ろし。

田(でん)は修養の場。

大人(たいじん)を見て学ぶことだ。

 

 

師となる人物に見出された龍が水田に現れ、

飛龍となるための修養を積むお話である。

 

この時代に大切なことは、

「原理原則を教えてくれる大人(たいじん)に学ぶ」こと。

「大人(たいじん)のコピーに徹する」ことである。

つまり、1人立ちするために何度も繰り返し、

師のもつ基本の型を身につけることが

大切なのだと言う。

 

 

易経は5,000年読みつがれてきた

人間学の原典。

その中には、

「人生の流れ」

「陰陽」

「機をつかむ」

等々が書かれている。

 

「陽」ばかりに目が行くと

「陰」を意識せず必ず見誤る。

そして「陰」を意識したことがないから、

また「陽」ばかりに目が行ってしまう。

 

 

試験に合格しただけは、

まだ「見龍」にもなってはいない「潜龍」の時期。

 

「潜龍用(もち)うることなかれ」

そうだとすると、自分はまだまだ

未熟でさえないのだろうか?

 

 

END