老子が説いた基本思想のようだ。

 

 

農耕生活を黄河流域で始めた漢民族は、

黄河の水との永い戦いだったのだと思う。

 

当然、あの曲がりくねった湖のような河は

何度も氾濫を繰り返して

肥沃な土を運ぶのと同時に

災いをもたらしてきてもいたのだろう。

 

 

黄河の全長5,464キロメートル

日本の本州の長さが大間~下関で

1,356キロメートル。

比べる必要はないけど

笑えてくる。

 

「無為自然」

ことさらな作為や小細工を嫌い

あるがままでないと長続きはしない。

とでも言えるのだろうか?

 

 

結局、昔の黄河の治水は何度も試みたが

ある所で治水工事を行うと

水はとんでもない所に転じて氾濫して

思いもよらない所で大きな災害をもたらす。

人間ごときの作為や小細工を嘲笑うがごとくである。

 

だから永年治水に苦しんだ結論は、

「水に抵抗しない」ってことになったそうだ。

作為的に治水をすると

違う場合で災いが起こる。

 

やはり、人間ごときに

自然の摂理を押さえつけることなんて出来ない。

とでも教えてくれているのだろうか?

 

END