日曜日にせっかく渋谷まで来たのに
買い物もせずみなさんリスクマネジメントを考えていました。
そう、今日はリスクマネジメントセミナーを終えた日曜を超え
月曜日の次の日。
最初から身も蓋もないことを言うのがこのブログの
役割ですので、仕方なく身も蓋もついでに中身も
ないことを書きます。
あーまたこういう役割かー。
また嫌われるぜ。
漫然と道を歩くくせに
自転車に乗ってタチの悪い信号無視するくせに
電車のつり革につかまるくせに
公衆浴場のマットの真ん中を踏むくせに
ドアを閉めるとき最後まで手を添えないくせに
コンビニで「年齢確認」の画面を指の平で押すくせに
スマフォ?フマホ?という電話機能付きミニPCしか持ってないくせに
繁華街と市街地の歩道で歩くところを変えもしないくせに
リスクマネジメントを学んでも効果は半分以下です。
リスクは常にそばにある。
この事実ね。
活動中のリスクを頑張って考えるより、日常が大切です。
日常でリスクを考えて行動し、その延長や別場面として
野外活動や青少年活動、自然変な体験活動やださいキャンプ
があるのです。
リスクは常にそばにある。
日常には、リスクとハザードだらけです。
リスクの洗い出しは行事の前中後のことではなく
毎日のことです。
リスクへの対応も毎日朝おきて寝るまでのことです。
寝ているあいだのことも考えて寝なくちゃね。
リスクを認識することが大切だと教わるはずです。
それも毎日のことです。
一挙手一投足がその繰り返しです。
認識もせずに漫然と風呂場のマットを踏むことはありえません。
リスクを背負う覚悟で踏むんです。
リスクを回避したければ踏まないことです。
そんなことを言う俺を、大げさだとか極端だとか異物扱いし
排除するにもリスクが伴うんでね。きをつけろよ!
相変わらずバカ!ずっぽしバカ!
人間は
快適だから変えたくないものです。
自分が無意識にやっていることにヨコヤリがはいると
そりゃ不快でしょうけれど、こどもの健康に関わること
ですから、まあ聞いてください。
なんかイヤミー!
「風呂場のマットを踏むとどうなるか」
風呂場のマットには、いろいろな菌がいます。
そのうち、水虫菌は有名です。
野外活動をしているなら、湿度と温度が適切だと
菌が繁殖することは知っているはずです。
・水虫菌が繁殖しているマットがある
これがハザードです。何もしなければ何もおこりません。
リスクは
・マットを通過することによって起こりうること、です。
もっと突っ込むと
・スタッフが旅行中に温泉に行き、温泉の脱衣所にあるマットを
踏むことによって足裏に水虫菌が付着し足指などで繁殖し水虫
になったら、こどもたちとの活動中に風呂場やテントや施設の
スリッパを通してその水虫をこどもたちに移すことになる。
これがリスクです。
命にかかわることは低いので、リスクの中では小さいほうでしょう。
それでも、これがリスクであることを否定できません。
そんなのありえないよ、と思うなら、その時点で指導者失格です。
だろう、ではなく、かもしれないで行動することも
リスクマネジメント講座で言われたはずです。
さて、このリスクをコントロールするには
・マットを踏む
・マットを踏まない
・マットの、極力端を踏む
というなどの行動を選ぶか考え実行することです。
(もちろんほかにも方法がありますがね。)
しかし、踏まない為に飛び越えるなどしたら
滑って転ぶ可能性もあり、そこまで含めて判断します。
で、俺は、端をソソソっと踏んで通ります。
というわけで、風呂場のマットを踏んではいけない、
というのが私のリスクコントロールです。
踏んだらダメ、というわけではないですね。
滑るよりしっかり踏むことを選んでもいいのです。
そのかわり、水虫にならないように家に帰ってすぐに
足も靴も消毒する方法もありますものね。それも
リスクのマネジメントです。
大切なのは
ハザードを認識し、リスクを認めること、です。
無思考に風呂場のマットを踏むことはありえない。
まさか、ここまで考えもせずにマットを踏む指導者は
皆無でしょう。もしも、このハザードまたリスクにさえ
気づけないなら、それはもはや・・・。
考えた結果、踏む、とい方法を取ればリスクマネジメントですが
考えもしないで踏んでいるなら、ただの危ない行為です。
くれぐれも言いますがいいんだよ、マット踏んでも。
でも、そのかわり、このリスクをどう処理するか
考えられていればOKOK。
そんなことを学んだかもしれない
リスクマネジメントセミナーでした。
日常で意識しているみなさんにとっては
日常の訓練が正しいか、ほかに考え方はないか、
研鑽する講習でした。
あ、抗菌マット?
殺菌じゃないってことは
マットに菌が固定しないだけで
そこらへんに浮いてるんじゃないの?
と思っている俺。
おっかねー
風呂場のマットはほんとにおっかねー